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2015.07.14
レスリング

【レスリング部】スペイン・グランプリ 強みのスタイルで中村が2位!


 レスリングのスペイン・グランプリ(7月11日、スペイン・マドリッド)が行われ、フリースタイル57㎏級で中村倫也(商3・花咲徳栄高)、グレコローマンスタイル85㎏級で与那覇竜太(経営3・浦添工高)が学生選抜として出場し、中村が堂々の2位に輝いた。

 

 中村は昨年度の学生大会2冠王、与那覇は全日本学生選手権(インカレ)で優勝、全日本大学グレコローマン選手権で3位の実力の持ち主である。この大会は日本としては初参加だが、世界チャンピオンも出場するハイレベルな大会だ。

 

 中村は、3回戦までをすべてテクニカルフォールで勝利し、続く準決勝はスペインの対戦。前半にタックルを仕掛けてくる外国の選手と違い、中村はスタミナもあり後半まで点数を獲りに行き、9-0。自身の勝ちパーターンで決勝に駒を進めた。3スタイル同日開催のため23時30分頃スタートとなった、決勝戦は韓国の選手と対戦。中村とは20cm差あり、「身長が低いがパワーが優っていた」と印象を述べた。互いに譲らず試合は展開するも、消極的なプレーとみなされ30秒間のアクティビティタイムに。ここで得点を許すわけにはいかないが、相手に1点を献上してしまう。テクニカルポイントにはならなかったものの0-1で惜しくも敗れた。中村は「攻撃力が課題。韓国の選手はタックルで勝ち上がってきた。相性もあるがタックルで獲れる選手が勝つ。自分はその力が足りないので、12月下旬に控える全日本選手権までに調整する」とコメントした。 

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▲銀メダルを手にする中村(左側) 写真=選手提供



 与那覇は2回戦でイタリアの選手と対戦。グラウンドからの連続得点を許し第1ピリオドで敗戦するも「自分より体格が良かったが、押し負けなかった。最初のグラウンドは良かった」と試合を振り返り、「収穫があった」大会と語った。2年次には「1年次に掴みかけたプロセスを突き詰めていけば、良くなると思っていたがうまくいかず悩むこともあった」と振り返る。だが最近は「調子が良い」。そのきっかけの1つは、レスリングにはない相撲独自の動きとの化学反応だ。本学相撲部の植木隆之(経営4・埼玉栄高)主将に教わったという。そして、それを追求するために馳浩監督に指導を受けた。「目先の技術だけではなく、自分のやりたいスタイルを試行錯誤しながら突き詰めるようになった」と自身の変化を語る。さらに、今大会75kgの決勝戦で韓国人選手から「前に出て、相手にプレッシャーをかけるスタイルのイメージをもらった」とコツを掴むきっかけを話した。

 

 高き目標のため、自身の理想のかたちを日々追求する両選手の今後の活躍に注目したい。

 

(岡野希春・経済3)