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2015.07.14
レスリング

【レスリング部】アジア・ジュニア選手権 桑山が世界大会初メダル


 レスリングのアジア・ジュニア選手権の第1日目(7月9日、ミャンマー・ネピドー)が行われ、グレコローマンスタイル55㎏級で桑山裕貴(商1・中津商高)が銅メダルを獲得した。

 

 桑山は、今年4月に行われたJOC杯ジュニアオリンピックカップで2位に輝き、今大会の出場切符を手にした。

世界大会初メダルを獲得した桑山は「嬉しかった」と第一声。先月行われた東日本学生春季新人戦ではシニア階級での挑戦となり、「体格の差で負けていた」が、今回大会はジュニアの階級ではあるものの「メダルが獲れたことで、シニアの階級でも戦っていけるという自信につながった」と語る。

 

 「印象に残った」という2回戦は北朝鮮選手と対戦。指をつかまれる場面が目立つなど、思うように展開されないまま後半へ。続く2ピリオドは「負けるかしれないと一瞬頭をよぎる」も残り30秒時点でポイントを奪い3-3。ラストポイントでの逆転劇を見せた。続く準決勝はインドの選手に0-9でテクニカルフォールを許し3決へ。3位決定戦は台湾の選手と対戦。「投げ技を得意とする選手」にそのままフォール体勢に持ち込まれたがここはうまく逃げる。これで桑山の攻撃に火がつき、相手を持ち上げローリング技でポイントを量産。14-6で快勝し見事3位となった。


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▲表彰式での1枚。右側が銀メダルを獲得した桑山。(写真=選手提供)


 多くの選手にとって次の大会までに時間が空いている。その中で国際試合を経験したことは桑山の強みになるのではないか。目標は「学生チャンピオン」と力強く意気込む。この夏、桑山の更なる飛躍に期待したい。

 

(岡野希春・経済3)