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2015.06.26
レスリング

【レスリング部】新人戦グレコで59kg松井が初タイトル!武田が両スタイル2階級制覇を果たす!!!




 6月24日から駒沢体育館にて行われている東日本学生レスリング春季新人戦、グレコローマンの結果が出揃い、大会全試合を終えた。

 専大からは昨日のフリースタイル70kg級吉井誠(経営2・岐阜工高)の銅、74kg級松尾侑亮(商2・いなべ総合高)の銀、86kg級武田光司(経営2・埼玉栄高)の金に加え、グレコローマンスタイル59kg級で松井涼(商2・岐阜工高)、80kg級で再び武田が、共に金メダルを獲得した。

 武田は昨年の同大会フリー74kg級、グレコ75kg級の金に続き両スタイル2階級制覇を果たした。また、今大会でグレコローマンスタイル最優秀選手賞を獲得した。


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▲メダルを獲得した選手たち(左から吉井、松尾、松井、武田)






 全試合2分以内で勝利を重ね優勝を果たした松井。決勝戦でも豪快な首投げからフォールに持ち込む綺麗なプレースタイルを披露し、たった1分3秒で試合を終え、初タイトルを獲得した。

 松井は試合後「練習の成果が出た。あのプレーをずっと練習してきた。そこに持っていくためにいろんな展開を考えていた。本当はフリー、グレコ両方優勝を目指していたが、フリーを終えた時点でしっかりとグレコに切り替えて臨めた。次の目標はインカレ優勝。そのために長い試合になっても対応できるよう、しっかりと体力をつけていく」と語った。


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▲フォールに持ち込む松井


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▲大学初タイトルを獲得した









  フリースタイル86kg級で優勝を決めていた武田が両スタイル制覇をかけ臨んだ決勝戦。前半、自身のそり投げ、相手の攻撃を返す投げ技をみせ6‐0で折り返す。第2ピリオドに2点追加しテクニカルフォール勝ち。優勝を果たした。

 試合後武田は「4月にJOC杯で負けてそこから確実に強くなってきていると久木留コーチに言われて臨んだ。今日の試合では結果がついてきたのだと思う。JOCで負けたのも最初に点をとられてそれそこで気持ちを切り替えることができなかったことが敗因のひとつだった。5月のリーグ戦でもそこが課題だった。どんな展開でも折れないようにしないといけないJOC杯後から気持ちでは負けないぐらい練習はしてきた。階級を上げての出場だったので相手が大きかった。自分は体重が少ないまま挑んだ。その中で相手がどう来るかよりも自分のスタイルが出せるかを大切にした。自分のレスリングができた試合だった。これまでは決勝に来るであろう反対側のブロックの選手だけを見てきた。トーナメント戦は何が起こるか分からないことを4月で感じたので、これからは目の前の試合を1つ1つ大切にしていきたい。その先に目標達成があればいいと思う」と語った。




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▲投げ技を魅せる武田


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▲試合終了直後の武田







多くの選手の活躍がみられた新人戦。8月に行われるインカレへの調整が始まる。




(斉藤 葵・商2)