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2014.01.21
サッカー

後半の巻き返しでドローに持ち込む

 関東大学サッカーリーグ戦第19節中大戦が11月2日に駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で行われた。今節は集中応援日ということもあり、選手にとってはさらに気合の入る一戦である。


 前半6分、守備陣の隙を突かれいきなりフリーでのシュートを打たせてしまう。GK福島春樹(法2・静岡学園高)が好セーブをみせるも相手に詰められ先制点を許してしまう。さらに7分、中央から1対1を決められ連続失点。開始早々2点を追いかける展開となる。
 その後も前線へパスをつなぐことができない専大であったがMF下田北斗(人間科学4・清水東高)が中央から、左サイドの前澤甲気(経営3・清水商業高)へ、そのままシュートを放つが惜しくも相手GKに守られる。前半は点を得られないまま0-2で終了。

 後半で巻き返したい専大は47分、スローインを受けたMF長澤和輝(経営4・八千代高)がドリブルでペナルティエリア内に侵入、シュートを放つもこれはGKにセーブされる。65分、長澤のスルーパスに反応した前澤が、一対一からGKをかわしゴールを決める。これで1-2に。
 追加点がほしい専大は積極的に攻め始める。79分にはペナルティエリアで倒されたFW仲川輝人(商3・日体荏原高)がPKを獲得。これを自らが冷静に決め、2-2の同点に。後半開始直後から勢いのある専大であったが、その後はネットを揺らすことができず2-2(前半0-2)の引き分けとなった。


 序盤の連続失点は前節を蘇らせる流れとなったが、後半は勢いに乗り何とか同点にまで追いつくことができた。

 次節は11月9日に江戸川区陸上競技場で桐蔭大と対戦する。専大は、勝てば優勝が決まる大事な一戦だ。

 

源平貴久監督のコメント
「後半はシステムを変え、外にボールを回していったため左サイドからの点につなぐことができた。次節の桐蔭大は今夏、天皇杯・神奈川県代表決定戦の決勝で敗戦した相手なので、借りを返すつもりだ」

仲川選手
「中大は攻撃陣が強かった。リズムをつかむ前に失点となってしまったのは自分たちの力不足。だが、4-3-3のスタイルを貫き通して同点に持ち込めた点はよかった。最近勝ちがないので、優勝を決めに行きたい」
 

(岡野 希春・経済1)