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【第１戦】専大打線が爆発しリーグ開幕戦を白星スタート
９月９日、神宮第二球場にて東都大学野球秋季リーグが開幕し、専大は立正大相手に序盤から得点を積み重ね、８‐１で初戦を勝利で飾った。守備でも、先発の池田駿（商３・新潟明訓高）が被安打５、６奪三振１失点完投と投打がかみ合った試合となった。
試合は１回表、１番市原一樹（文４・松商学園高）が２ベースヒットで出塁すると、続く２番三浦拓馬（商２・札幌第一高）がバントで送り、チャンスを広げる。そして、３番高崎健太（経営２・常葉学園菊川高）のタイムリーヒットでいきなり１点を先制した。
これで勢いに乗った専大打線は続く２回にも１点を加えた。さらに３回には一死１．３塁から６番永濱秀紀（経営１・専大松戸高）の犠牲フライで１点、続く７番渡邊祥平（経済４・作陽高）のツーランホームランで２点、４回には４番荒木翔平（経営３・横浜高）のソロホームランで１点を追加し６‐０とリードを広げた。
一方、先発の池田は序盤から安定したピッチングを見せた。６回に内野ゴロの間に１点を失うが、その後はきっちり締めて９回を１人で投げ切った。
打線は６回に渡邊（祥）の犠牲フライで中押し、９回にも三浦のタイムリーで１点を追加して計１４安打８得点という理想の形で締めくくった。
専大 ｜１１３ １０１ ００１｜８
立正大｜０００ ０１０ ０００｜１
【第２戦】初戦とは打って変わって投打かみ合わず敗戦
９月10日、神宮第二球場にて東都大学秋季野球リーグ対立正大２回戦が行われ、専大は投打がかみ合わず１‐８で敗戦した。
連勝して一気に勝ち点を取りたい専大だったが、先発の平間凜太郎（経営１・山梨学院大附属高）の立ち上がりがピリッとしなかった。初回、２つの四球とエラーで無死満塁とされると、犠飛とタイムリーヒットでいきなり３点を奪われてしまう。
２回にも２つの長打で１点を追加され、４‐０とされたウラの攻撃。５番福田晃規（商２・県岐阜商高）と７番渡邊（祥）のヒットでチャンスを作り、続く８番時本亮（経営２・大垣日大高）のタイムリーヒットで１点を返した。
しかし、３回に１点を追加され、さらには４回にも４本のヒットなどで３点を失い、この時点で１‐８と大きく差を広げられた。打線も立正大の４投手の継投の前に的を絞れず７安打と沈黙。勝ち点は最終戦へと持ち越しとなった。
立正大｜３１１ ３００ ０００｜８
専大 ｜０１０ ０００ ０００｜１
【第3戦】終盤にまさかの逆転を許し勝ち点を逃す
９月11日、神宮第二球場にて東都大学秋季野球リーグ対立正大３回戦が行われた。勝った方が勝ち点を手にする大事な一戦は、終盤までリードを奪いながら８回に逆転を許し、３‐４で敗戦となった。
専大は初回二死から３番高崎がヒットで出塁すると、４番荒木のタイムリー２ベースヒットでいきなり１点を先制した。さらに続く５番福田にホームランが飛び出し２点を追加。初回から３点をリードする展開となった。
先発の池田も安定したピッチングをみせ、相手打線を４回まで無失点に抑えた。しかし続く５回、一死からヒットで出塁を許し、盗塁を決められてピンチを迎える。さらに８番板倉にヒットを打たれて１・３塁とされ、次打者のピッチャーゴロの間に１点を返された。６回には５番吉田にソロホームランを浴び、１点差とされた。
１点のリードのまま終盤を迎えた専大であったが、８回に四球とヒットでピンチを招くと、またしても相手５番の吉田にタイムリー２ベースを打たれ、逆転を許した。打線はヒットは出るものの、チャンスであと一本が出ず初回以降は無得点。結局３‐４で勝ち点を逃す結果となった。
専大 ｜３００ ０００ ０００｜３
立正大｜０００ ０１１ ０２×｜４
（湯澤 時生・人間科学２）
