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第20節に優勝を決めた専大、しかし監督選手一同は残りの2節を全勝で終わると強く意気込んでいた。その意気込み通り前節日体大戦も2-1で勝利し、早大戦に臨むこととなった。また、得点王争いでは基準を満たしているのは仲川輝人ただ一人となり、この試合での活躍に注目が集まっていた。
閉会式のために集まった関東大学サッカーリーグ参加24校の選手の見守る中、専大は「攻撃的で美しいサッカー」を展開していく。試合開始から早いプレスをかけボールを奪取し、相手陣内で試合を進めていくがなかなかゴールには繋がらない。仲川が裏へ抜け出しキーパーと1対1の絶好機を迎えるも決めることはできない。ボールキープを進めていく中、一瞬のパスミスを奪われ早大のカウンターを受けるが福島春樹がこのピンチを防ぎ切る。
このまま前半終了かと思われたが、39分左サイドを小口大貴が突破しグランダーのクロスを上げると、そこに合わせたのは前節の活躍からスタメン起用された北出雄星。前半戦を1-0とリードした形で終了。
後半、早大も意地を見せるため攻勢に出てくる。55分にはスローインから専大のディフェンスラインの裏へ抜け出され、キーパーと1対1になるがこれも福島が好セーブをみせ失点を許さない。
そのピンチで気を引き締めなおした専大は、直後に下田の強烈なミドル、コーナーキックから河津良一がヘディングシュートを放つも追加点を奪えない。その後両チームとも決定機を作りだせず、ロングボールを多用した展開となっていく。後半残り少なくなってくると、早大のプレッシャーが一層厳しくなってくる。しかし、専大が北出の1点を守りきり試合終了。
最終節も勝利し16勝3分3敗でリーグ終了。
☆個人賞☆
MVP:下田北斗、得点王:仲川輝人、ベストヒーロー賞:長澤和輝、新人賞:小口大貴
ベストイレブン:福島春樹/北爪健吾/下田北斗/長澤和輝/仲川輝人