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5月24日、アミノバイタルフィールドにて、”目標の相手”明大との春季オープン戦が行われた。ディフェンス陣の好守で明大オフェンスにプレッシャーをかけ続けるも一歩及ばず、14-24と惜敗した。
専大のキックで試合開始した第1Q、ディフェンス陣の好タックル、#4飯塚崚輔(4・日大三高)のインターセプトなど見せ場は作ったものの、明大のスピードあるランで着実に攻められ、0-7と先制された。
▲インターセプトで見せ場を作った#4飯塚
7点差で迎えた第2Q、なおも専大ディフェンス陣が健闘。#16石川陽太(2・県立松陽高)や#53上原政芳(4・足立学園高)の好タックルで明大オフェンスを追い込むが、明大にロングパスを決められ、前半終了残り33秒のところでタッチダウン。0-14で前半を終えた。
▲好タックルをみせた#16石川
14点差を追いかける第3Q、#25内村優太(3・駒場学園高)のラン、#1梶川陸人(4・佼成学園高)もパスキャッチでついにチャンスを作った。ここで魅せたのはエース・梶川。#10小林貴紀(2・県立舞岡高)から#1梶川へのロングパスが成功すると、そのまま独走しタッチダウン。待望の得点を奪った。しかし、明大の勢い止まらず、FGトライとタッチダウンで7-24とさらに点差を広げられ、第3Qを終えた。
▲活躍をみせた#1梶川
ついに迎えた第4Q、#31佐藤宏樹(2・横浜高)のタックル、#23原田雅之(3・藤枝明誠高)のパスカットなどまたも専大ディフェンスが活躍。それに応えるように、専大オフェンスもパスをつなげ、着実に敵陣まで攻め込む。何としても得点を決めたい専大は、#25内村のランでゴール前まで進むと、#10小林から#24岸本晃賢(3・日大三高)へのパスでタッチダウン。14-24と点差を縮め、勝利への望みをつないだ。試合時間残りわずかで迎えた専大の攻撃。勢いに乗り、追加点を狙う専大は、ランとパスを巧みに使い分け、敵陣に攻め込む。タッチダウンが目前に迫ったが、明大に痛恨のインターセプトを許す。最大のライバルにあと一歩及ばず、試合終了となった。
▲試合後集まる選手たち
以下コメント
松澤監督「明大は目標の相手で絶対勝つと決めていたが、勝てなかった。それは、考えが甘かったから。うちのチームは、最初から攻めまくらないと勝てない。その中で、試合前の気合の入り方が悪く、前半戦試合に集中し切れていなかった。今日、若手が出ていながら戦えた点はよかったが、単純なミスなど反省するところはしっかり反省しないといけない」
最大のライバルに一歩及ばず、敗戦を喫した専大アメフト部だが、最初から最後まで好守でチームを救ったデフェンス陣、それに応えるように活躍をみせたオフェンス陣には目を見張るものがあった。負けはしたもののまだまだやってくれそうな気配を感じた一戦だった。次戦に期待したい。
(経営2・三嶋毬里衣)