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５月17日、八王子市民球場にて対国士大第１戦が行われた。前日雨天中止で今日が第１戦となった。相手は同勝率の国士大。勝ち点を奪えば全日本大学準硬式野球選手権へのプレーオフに近づく大事な一戦。しかし結果はわずか４安打で０対10とまさかの７回コールド負け。突破口を見つけることができないまま試合を終えてしまった。
初回から先発・浅木孝仁(法４・厚木北高)が国士打線に捕まってしまう。先頭打者に初球をとらえられ、レフト線へのツーベースで出塁を許す。そして１死３塁からショートゴロの間にホームインされ、苦しい立ち上がりとなる。
３回にエラーが絡み１失点。５回にもこの回の先頭打者に死球を与えてから連続タイムリーを浴びて５回５失点で降板する。
６回からは岡本和記(商２・金光学園高)がマウンドに上がる。しかし、２者連続四球から始まり、ヒットの連鎖が止まらず、とどめに走者一掃の３点タイムリーツーベースを浴びてしまい０対10に。裏攻撃を無得点で抑えられてしまえば７回コールド負けを喫してしまう境地に立たされた。
国士大・篠原を得意とする打線であったが６回までわずか３安打と貧打に苦しむ。７回、神山琢郎(経営２・県岐阜商高)が「調子は悪かったが無心で振った」とこの日自身３安打目となる安打を放つも後続が断たれゲームセット。手玉にとられた試合となってしまった。
▲猛打賞の神山
打撃内容を振り返れば淡白な打撃がうかがえる。新チームになって関東大会を迎えてからなかなか打撃面では修正できずにいる。そして気がつけば春季リーグも終盤戦。何としても対国士大２戦目は勝利を収めなければプレーオフ出場が断たれる。次戦は明日と、専大としては国士大の流れを断ち切れるか勝負どころだ。まずはプレーオフ出場を目指して打線の奮起と投手の粘りに期待したい。
椎谷主将のコメント
「相手にやりたいことをやられて自分たちのやりたいことができなかった。関東大会から守りでリズムを作れないで引きずった状態でいる。明日は今日と逆の試合展開ができればベスト。負けたら終わりなので一点でも多くとれるように切り替えたい」
(齊藤 麻莉奈・経営３)
