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5月12日、第49回関東大学女子バスケットボール選手権大会が大田区総合体育館にて行われた。ベスト4をかけた東京医保大との対戦だったが、相手の固いディフェンスとファールトラブルに苦しめられ敗戦となった。
専大42(12-20、11-14、13-21、6-16)71東京医保大
スタメン
#3 渡部友里奈(文1・昭和学院高)
#9 田口明佳莉(文2・昭和学院高)
#10 島倉幸(経済3・湘南学院高)
#28 宮崎友香子(文4・実践学園高)
#57 川上美嬉(文3・西原高)
第1ピリオド、開始早々#10島倉と#3渡部がファールをとられてしまいさらに先制点を取られてしまう。しかし、#57川上と#9田口が連続で3Pシュートを沈め食いつく。その後互いに譲らないシーソーゲームとなるも専大のチームファールが5つたまり相手にフリースローを与えてしまいそれを確実に決められじわじわと離されてしまい12-20でリードを許す。
第2ピリオド、相手の固いディフェンスに無得点の時間が続く。その間も相手は得点を重ね、点差を16点に広げられてしまう。専大はタイムアウトを取りなんとか流れを掴もうとする。#9田口が相手の速攻を後ろからのスティールで止め、#3渡部がドライブでファールをもらいフリースローを決める。その後、リバウンドから#57川上が得点すると#28宮崎もドライブや中外の合わせで連続得点を決め23-34とわずかに点差を縮めて後半へと繋ぐ。
第3ピリオド、なかなか得点できない中、厳しいディフェンスを見せた#9田口が4つ目のファールを取られベンチへ。#10島倉がオフェンスリバウンドから得点を決めると#11近藤も3Pシュートを沈める。その後は得点が続かず、さらにチームファールが5つになってしまい東京医保大にフリースローを確実に沈められる。相手の固いディフェンスから専大は思うように点を重ねることができず36-55で最終ピリオドへ。
最終ピリオド、#28宮崎や#3渡部が果敢にゴールへと向かうも相手の固いディフェンスに止められてしまい得点ができない。後半、ベンチからスペースを空けて1対1を仕掛けるよう声がかかると、#51清田陽香(文1・金沢総合高)がドライブを仕掛け連続得点を決めるも、相手の勢いは止まらず42-71で敗戦となった。
今日は相手の固いディフェンスとファールトラブルに苦しめられた試合となった。負けてしまったものの1部のチームとの試合はいい経験になっただろう。気持ちを切り替えて明日からの5~8位決定トーナメント、勝ち上がってほしい。
(伊東 祐佳・文3)
▲3Pシュート4本を含む14得点を挙げた#11近藤
▲選手に指示を出す長南真由美コーチ
(以下コメント)
長南コーチ
「今日はシュートの確立も低く自分たちのリズムに乗ることができなかった。相手チームはサイズも大きく、オフェンスリバウンドを取られて失点してしまうことが多かった。リングに向かう気持ちが弱く、相手のパワープレーとの差が出てしまいファールに苦しめられてしまった。専大はまだ経験が少ないチームで1部のチームとの対戦も新チームになってから今日が初めてだったからいい経験になったと思う。あと2試合できるのでリーグ戦に向けて経験が積めるように大事にしていきたい。」