最新ニュース
全日本大学準硬式野球選手権大会=9月27日~9月30日、静岡県浜北球場、愛知県豊田市運動公園野球場
27日の2回戦は相手側の辞退により不戦勝。
28日に行われた3回戦の福岡大学戦は15安打7得点と打線が繋がり7対3で快勝した。
準決勝となる29日の近畿大学戦では初回に先制し、9回に追加点を挙げ2対0とリードを守り抜き勝利した。
30日の大阪経済大学との決勝戦は4回に先制され、5回にも2点の追加点を許した。反撃したい専大は、7回にランナー2塁で主将高野良輔(商4・滝川第二高)が適時打を放ち1点を返すも8回に1点を追加され4対1で敗れた。
大会について高野主将のコメントは次の通りである。
3回戦について
「投手戦になると予想して迎えたこの試合は、中盤から1年生の藤田修(文1・浦和学院)の完璧なリリーフによって締まった試合になったと思います。打線も多くのヒットを打つことができ、延期から1ヶ月程でしたが集中して試合に臨めたと思います。」
準決勝について
「前の試合で中央大学に勝っている強い相手なので、ミスが多く出た方が負けると試合前から注意していました。最終的には、3年の山登涼哉(経営3・滑川)の完封勝利で勝ち切れました。投手転向を大学でした投手が、ここまで成長してくれたことにとても個人的に嬉しさがありました。」
決勝について
「序盤からチャンスを再三つくれていたので、あと1本が遠かったです。投手陣に関しては、ピンチの場面でも粘り強く投げることができていたと思います。ただ、試合全体を通じて選手全員が今できることを体現し、春から成長した姿を見せることができたと思うので、負けはしましたが最後まで悔いなくできたと感じています。」
大会ではどのような意識で試合に臨んでいたか?
「終盤に強いチームなので、いかに粘り強く相手チームに食らいつき、一瞬の隙をついて得点ができるかということを常に考えていました。そこには投手陣が、点差を離されずに投げ抜いてくれるだろうという信頼があっての考えなので、選手達にはとても感謝しています。」
今後のチームの目標について
「10月中に残り4試合、秋季リーグ戦が残っているので全て勝ちきり、念願のリーグ優勝を果たして 4年生は優秀の美を飾れるように頑張りたいです。
来年以降は、今年の悔しさを晴らす為にも全日本選手権優勝を果たして欲しいと思います。後輩達には重圧もあると思いますが、 4年生も後輩達が来年リベンジした姿を見るのを楽しみに期待して陰ながら応援したいと思います。」
と語った。
全日本大学準硬式野球選手権大会を勝ち進み準優勝を果たした専大準硬式野球部の今後の活躍から目を離すことはできない。
(全員でつかみ取った銀メダルに笑顔の部員達)
高橋尚之(経営2)
写真:準硬式野球部提供