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第48回東日本学生個人体重別相撲選手権大会=9月5日、東京都靖国神社相撲場
第46回全国学生相撲個人体重別選手権大会=9月19日、東京都靖国神社相撲場
新型コロナウイルスの感染が拡大して行く中で迎えた東日本大会では、残念ながら9名の選手が棄権となり、専大から出場したのは4名となった。
少人数ながらも75kg未満級で福田翔也(商3・鳥取城北)が準優勝で全国大会出場権獲得、100kg未満級で小林海偉(法1・日体大柏)がベスト16という健闘ぶりであった。
2週間後に迎えた全国大会では、福田は75kg未満級にて3位入賞を果たした。
この結果に対して福田は
「優勝を狙っていため、準決勝戦で負けたことに悔しいという気持ちと、負けた相手が優勝者で1年生だったため、さらに悔しいという気持ちが大きかった」
と嬉しさより無念を強く語った。
試合を振り返り、
「両大会とも優勝できなかったのが心残りである。多くの課題があるが、特に相手を良く見て、相手より低い態勢で前に出るという、攻めの相撲が今後も意識しないといけない課題である」
と反省もあったが、昨年の同全国大会でベスト8という記録を超えることができたことに関して、
「大学に入学してから2回目の全国大会だったため、リラックスして挑むことができた。昨年は会場が大阪府堺市大浜相撲場であったが、今年は東日本の時と同じ靖国神社相撲場であったため、より自分のベストな相撲が取れた」
と語った。
福田は優勝を勝ち取ることができなかった悔しさを噛み締め、
「この結果に満足せずに、稽古に精進して、今後の大会も優勝する気持ちで望みたい。体が小さいがレギュラーメンバーに入り、チームに貢献できるようにしていきたい」
とさらなる高みを目指して今後の目標を打ち立てた。
(賞状と盾を手にした福田翔也選手)
〈試合結果情報〉
第48回東日本学生個人体重別相撲選手権大会
75kg未満級 福田翔也(商3・鳥取城北)=2位
100kg未満級 小林海偉(法1・日体大柏)=ベスト16
奥川朋紀(経営3・東洋大学附属牛久)=初戦敗退
石岡優力(商4・弘前実業)=初戦敗退
第46回全国学生相撲個人体重別選手権大会
75kg未満級 福田翔也(商3・鳥取城北)=3位
文章:渡邉未来(文3)
写真:相撲部提供