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5月3日、アミノバイタルフィールドにて春季オープン戦2戦目が行われ、専大は昨秋タイブレークの末勝利した拓大と対戦した。
1Qに連続失点を許した専大は、2Qに同点とするも再びリードを許し、なかなか拓大の勢いを断ち切ることができない。4Qに猛攻をしかけ3点差まで追いついた専大だったが、反撃もそこまで。20-23で惜敗し、開幕2連勝とはならなかった。
1Q、拓大・河西のロングパスを拓大・八木がキャッチし、先制点を奪われる。その後もなかなか主導権を握ることができない専大。拓大・川口に80yd近く一気に走られ、追加点を許す。専大も#10小林貴紀(2・県立舞岡高)のランで敵陣まで攻め、チャンスをつくったものの生かせず13-0で1Q終了。
2Q、専大に好機が訪れる。ディフェンスを鮮やかにかわした#25内村優太(3・駒場学園高)のランや、#10小林から#88田代和将(4・狭山ケ丘高)へのパスにより、大きく前進。勢いづく専大は#10小林のランでタッチダウンを奪い、6-13と点差を縮めた。ここで魅せたのは専大ディフェンス陣。拓大に1ydも進ませない好守で好位置からの攻撃権を得た。流れを引き寄せた専大は、この好機を生かしてランやパスで着実に攻める。ここでこぼれ球を#6秦(4・東亜学園高)が拾い、タッチダウン。13-13とついに同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。しかし、続く拓大の攻撃、前半終了間際に拓大・小泉のパスキャッチが成功し、13-20。7点リードされた状態で2Qを終えた。
▲ディフェンスをかわす#25内村
3Q、専大は着実に攻めるも得点はならず。続く拓大の攻撃では、パスで弾かれたボールを#3相原雄飛(1・知徳高)が見事キャッチしインターセプト。観客を沸かせた。しかし、好機を生かせず、攻守交代。拓大にFGトライを決められ、13ー23と点差が広がった。
▲好守を見せる専大ディフェンス陣
4Q、追う専大は、#18原照仁(1・東邦高)から#6秦へのパスが成功すると、#6秦がそのまま走り、タッチダウン。3点差と点差を縮め、逆転勝利への望みをつなげた。その後、両者一歩も譲らぬ攻防を繰り広げる。試合終了まで残り1分、ここで試合を動かしたのは専大。#4飯塚崚輔(4・日大三高)のインターセプトで攻守交代。そのまま逆転かと思われたが、拓大ディフェンスに阻まれ、20-23で試合終了。逆転ならず、惜しくも敗れた。
▲タッチダウンをきめる#6秦
松澤監督
「試合以前の問題。気持ちも戦い方もしっかり考え直さないといけない。これから上位リーグのチームと戦うのでより厳しい気持ちをもって臨んでいく。」
厳しい表情を見せた松澤監督だが、この裏には選手への期待が込もっている。次戦の相手、明大は手強い相手ではあるが、次戦こそ歓喜に包まれる専大アメフト部の姿がみたい。
次は、5月17日16:15〜アミノバイタルフィールドにて明大との対戦が行われる。応援よろしくお願いします。
(経営2・三嶋毬里衣)