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2015.05.05
ラグビー

【ラグビー部】関東大学春季大会 vs立大 立ち上がりに課題も、大勝で白星発進

 5月3日に立教大学富士見総合グラウンドにて、関東大学春季大会第1節、立大戦が行われた。試合は先制こそ許すものの、尻上がりに調子を上げた専大が立大を圧倒し、67-26で勝利した。


 関東大学春季大会とは、関東大学ラグビー対抗戦と関東大学ラグビーリーグ戦の2014年度成績によって3つにグループ分けされ、各グループ内で行われるリーグ戦のことで、今季からリーグ戦1部に復帰する専大はグループCでの参戦となる。


<スターティングメンバー>

1小俣 勇也(経済4・吉田高)

2中野 勝太(商2・東福岡高)

3古屋 篤史(経済3・日川高)

4笹山 大(商4・常翔学園高)

5西村 龍馬(経営2・高鍋高)

6吉國 貴一 (経営2・常翔学園高)

7松土 治樹(経済2・日川高)

8徳田 隆之介(経営2・東福岡高)

9古川 浩太郎(商3・東福岡高)

10小田 生樹(商2・佐賀工高)

11上田 龍之介(経営3・日川高)

12吉田 泰貴(経済4・常翔啓光学園高)

13山崎 翔(経営3・國學院久我山高)

14池田 大芽(経営2・秋田中央高)

15田辺 雅文(経営3・長崎北陽台高)


 試合は前半8分、ハーフウェーライン付近から抜け出した相手選手が個人突破を見せ専大バックス陣のタックルをかわし先制される。しかしここで崩れないのが今年の専大。即座に反撃を見せる。前半15分には敵陣右サイド22mライン付近で小田からパスを受けた吉田がDFを小刻みなステップでかわしそのままトライ。田辺がきっちりコンバージョンゴールを決め、あっさりと逆転に成功。その後、池田、吉國、上田がトライを決め、前半を24-5で折り返す。


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▲この試合で2トライの活躍を見せた吉田


後半も前半の勢いのまま専大のペースかと思われたが、後半立ち上がり早々、またも中央を個人で突破され失点。後半8分、ラインアウトのボールから笹山、徳田とつなぎ強引にトライを決めるも、後半10分、12分と連続でトライを決められ、31-26と5点差まで詰め寄られる。けれども、相手の足が止まってきたところで専大らしいピッチを広く、ワイドに使い素早いパスワークで局面を幾度となく打開し、以降6連続トライ。終わってみれば67-26と大差で立大に大勝を収めた。


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▲相手DF陣を隙間をかいくぐり、決定機を作る徳田


「セブンスのような攻撃ができた」(村田亙監督)と振り返ったように、チームが目指す「フレンチ・ラグビー」を垣間見ることができたこの試合。しかし、「ディフェンスで食い込まれることが多く、フィジカルにまだ差がある」(小俣主将)と反省も忘れない。村田監督も「次戦の拓大戦がこの大会の大一番。外国人の選手もいるし、昨年は大差で負けているから絶対に負けられない」と気持ちを切り替えた。


チームが目指すのはあくまでも「全勝優勝」。4月に行われた3つの7人制ラグビーの大会では、思うような結果が残せなかった。それだけに、この関東大学春季大会は結果が求められる。次節は5月10日(日)、専大伊勢原グラウンドにて拓大と14時より対戦する。

(阿部 秀祐・文3)