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2015.05.04
準硬式野球

【準硬式野球部】東都大学準硬式野球春季リーグ 日大第1戦 強敵日大相手に惨敗で初戦を落とす

 5月4日、上柚木球場にて対日大第1戦が行われた。3回までに11失点をし、終盤に追い上げを図るも及ばず6―11で破れた。


【スコア】
日大|155 000 000|11
専大|000 002 040|6


【打撃成績】
1(7) 金子 4打数2安打
2(5) 今坂 5打数3安打2打点
3(6) 渡邉 4打数2安打2打点
4(D)  白井 3打数0安打
5(3) 風見 4打数1安打
6(2) 神山 4打数2安打2打点
7(9) 阿部拓 3打数0安打
8(4) 富田 1打数0安打
 (PH) 大野 1打数0安打
9(8) 猪股 4打数0安打


 先発・梶田智之(商3・県岐阜商高)は立ち上がりから捕まってしまう。初回、先頭打者に粘られた末にヒットを打たれるとあっという間にタイムリーを浴びて先制される。2回にも1死満塁のピンチを背負い、ショート・渡邉貴一(経営4・専大松戸高)のエラーで2失点。さらに連続タイムリーを浴びて0―6と突き放されてしまう。3回にも2つのエラーと5安打で5失点で0―11と大幅なリードを許す。


 5回0死2、3塁の場面。先発・梶田に代わり、2番手・椎谷祐貴(経営4・県岐阜商高)がマウンドに上がる。県岐阜商高時代以来4年ぶりのマウンドは緊張していたという椎谷。投球練習も満足にできていない中で、ほぼぶっつけ本番と言っても過言ではない状態でのマウンド。しかし言葉とは裏腹に最初の打者をファーストゴロで仕留め、続く打者をピッチャーゴロで3走をホームで刺し、そのままキャッチャー・神山琢郎(経営2・県岐阜商高)が2塁に送球し、ダブルプレーで逃げ切り、流れを断ち切る素晴らしい投球を見せた。

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▲4年ぶりのマウンドで躍動する椎谷


 5回まで無得点に抑えられていた専大が反撃を見せたのは6回。この回の先頭打者の1番・金子翔馬(法3・新潟明訓高)が外角高めの初球を流し打ち、ツーベースで出塁する。2番・今坂僚介(ネット情報2・常葉学園菊川高)がタイムリーツーベースを放ち、続く3番・渡邉もライトへのタイムリーヒットを放つ。スコアボードに2を刻んだ。


 8回にも追い上げを見せる。9番・猪股瑛司(商3・専大松戸高)がエラーで出塁すると1番・金子がこの日2本目のツーベースで0死2、3塁。2番・今坂が猛打賞となるセンターへのタイムリーヒット、3番・渡邉の犠牲フライ、6番・神山の2点タイムリーヒットで計6点を奪う。しかし、追い上げも及ばずゲームセット。6対11で敗戦となったが、終盤の攻撃は明日に繋がるだろう。

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▲チーム唯一の猛打賞の今坂


 試合前のミーティングでは現在の投手力を考えた時に1点は取られる覚悟を全員がしていた。接戦にもつれ込んだとしても相手の方が一枚上手であることも知っていた。だからこそビックイニングを作り出し、打ち勝つゲームにしなければならない。そう意気込んで試合に挑んだ専大ナイン。しかし蓋を開けてみれば、そんなに甘いものではなかった。序盤の失点ももちろん最小限に食い止めなければならなかった。しかしそこから自分たちの流れに持っていけなかったことが敗因になった。


 明日は4連戦の最終戦。炎天下のもと、連戦で疲労が溜まるナインたちではあるが、もう一度、一致団結し直してチーム力で勝利をつかんでもらいたい。


椎谷主将のコメント

「序盤に点を取られてすぐに返せなかった。自分たちの攻撃ができるように切り替えていく。(登板に関して)藤後(=彰太 経営3・県岐阜商高)が故障をしてから練習は一応していたが、緊張しかしていなかった。チームの流れが変えられるのであれば、また頑張りたい。明日は何とかして一点でも多く取って勝ちたい。疲労もあるが、チーム全員で気合を入れて勝つ。」


(齊藤 麻莉奈・経営3)