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５月２日、東都大学準硬式野球春季リーグ國學大戦の第２戦が八王子市民球場で行われた。専大は先に行われた第１戦をものにしており、この試合に勝つと貴重な今季初の勝ち点獲得となる。序盤から順調に得点を重ねた専大は１１安打を放ち９-２で快勝した。
<スコア>
國學大｜０００ ００２ ０００｜２
専大 ｜２００ ０００ ２４×｜９
これまでの平均得点が８点を超える専大打線は、この試合でも初回から相手に畳み掛ける。先頭の金子翔馬(法３・新潟明訓高)が内野安打を放つと、２番・椎谷祐貴(経営４・県岐阜商高)も出塁。その後相手のミスで無死二、三塁とすると３番・渡邉貴一（経営４・専大松戸高）がフルカウントから甘い球を叩き中前適時打で２点を先制し流れをつくった。
続く２回にも専大は一死３塁のチャンスを生み出すと、９番・猪股がライトへと運び、これが犠飛となり１点を追加する。
投げては先発・浅木孝仁(法４・厚木北高)が点差を詰めさせず、前半５回までを無失点に抑える。しかし國學大もまた勝ちに来ている。６回に１死一、二塁のピンチを迎えると、続く打者に右中間まで打球を運ばれ２点を奪われた。
▲力投を見せた浅木
打線は３回以降、出塁こそするものの得点に繋がらない。４回、６回ともに得点圏にまでランナーを進めるがチャンスをものにできず苦しい時間が続く。そんな状況を打ち破ったのはまたもや渡邉であった。７回１死から金子が出塁すると、すぐさま盗塁を決める。続く椎谷も四球を選ぶとバッターボックスには渡邉。「真っすぐを狙っていました」。２球目の直球をライト線へと運び２点を追加し相手を引き離す。
▲２安打４打点の活躍を見せた渡邉
一気に流れに乗った専大は、８回にも４番・白井優也(経済３・専大松戸高)の走者一掃３点適時二塁打を含む打者８人の猛攻で４点を追加した。
投手陣も７回から登板の岡本和記(商２・金光学園高)と９回から登板の梶田智之(商３・県岐阜商高)がそれぞれきっちりと抑えた。
▲リリーフで無失点に抑えた岡本
以下試合後のコメント
#5渡邉
「初回の打席ではバントのサインが出ていたが失敗してしまった。しかし相手のミスもあり自分自身調子がいいのでヒッティングでもいけると思った。これから中大、日大と格上の相手との連戦が続く。しっかりとケアをして試合に臨みたい」
#22浅木
「連戦が続くので球数を少なくまとめられたのは良かった。リリーフにも岡本と梶田がいるから安心して投げられる。持ち味のコントロールを活かし、チームが勝利できればそれでよい」
(木村健人・商２)
