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４月１２日、早大戸山キャンパス記念会堂にて春季関東大学リーグ戦第２日が行われた。１１日の国士舘大戦で敗れた専大は気を取り直して初勝利といきたいところであったが、攻守がかみ合わず、筑波大にまさかのストレート負けとなり、早くも２敗目となってしまった。
専大０（１４－２５、１７－２５、１８－２５）３筑波大
スタメン
＃１（サイド）藤中謙也（経営４・宇部商高）
＃３（センター）高橋拓也（経済４・東亜学園高）
＃４（センター）小林之紘（経済４・創造学園高）
＃８（サイド）冨田直人（経済３・東亜学園高）
＃１０（リベロ）平安山華竜（経済３・西原高）
＃１３（サイド）小森郁己（経営２・佐賀商高）
＃１６（リベロ）平原隆也（経済２・都城工高）
＃１９（セッター）酒井駿（商１・東山高）
第１セット、序盤から筑波大のダブルエース、＃３兒玉康成（鹿児島商高）、＃４高橋健太郎（米沢中央高）の前に苦戦を強いられる。なんとか筑波大のサーブミスで得点するものの、相手の猛攻を止められない。さらには＃３高橋のクイックもブロックされてしまい、なす術なし。１４－２５でセットを落とす。
第２セット、スタートからセッターに＃１５船倉拓登（商２・清風高）を起用して悪い流れを変えようとする。すると、＃１藤中、＃８冨田のスパイク、＃１５船倉のサービスなどが決まり６－４とリードする。しかし、その後、連携ミスなどで逆転されてしまう。終盤、＃３高橋の連続得点などで巻き返すが、その後連続で失点してしまい、１７－２５となり、後がなくなる。
第３セット、再びセッターを＃１９酒井に戻す。すると、＃１３小森、＃８冨田、＃４小林などが次々と得点し、７－３とリードし、筑波大にタイムアウトを取らせる。その後も、筑波大のミスや、＃３高橋のクイック、＃１９酒井のツーなどで１４－１１とリードを保つ。しかし、またもや連携ミスで失点すると、相手にブロックを連続で決まられるなどして、１５－１７と一気に逆転されてしまう。その後も筑波大の攻撃を止められず、１８－２５、セットカウント０－３で敗戦となってしまった。
昨年の春季リーグはけが人が続出し、苦しい戦いとなり７位という結果に終わってしまった。しかし、今年は、けがをしている＃６小川猛（経営３・桐蔭学園高）以外の選手は揃っており、ほぼベストメンバーで戦っている。セッター以外昨年と変わらないメンバーであり、贔屓目なしに今年の専大は優勝候補であると私は思っている。しかし、開幕２戦連続ストレートで敗れてしまい、優勝は不可能ではないが厳しい状況となってしまった。来週からの大型連勝を期待したい。
（文３・阿部理志）
▲＃３高橋のクイックはまだ本調子ではなさそうだ
試合後のコメント
藤中主将
「見ての通り最悪な試合。１年生が緊張して固くなっていたから上級生がカバーしてあげなくてはいけなかった。第３セットは冨田、小森で点を取れていたが、１点ほしいときに４年生が決めきれなかった。練習通りのプレーを試合でできるように準備したい。チームで話し合って来週から調子を上げていく。」
小森選手
「出だしは悪くなかったが後半のミスの積み重なりで負けてしまった。レシーブが上がらないからうまくコンビも作れなかった。明大はやりにくい相手なのでブロックを決めたりと、自分たちで切り替えていい流れを作りたい。１セット１セットを全力でやっていきたい。」
