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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦
第5節 vs白鴎大学
9月14日(土) 16:20tipoff @専修大学生田キャンパス
専大 73-64 白鷗大
開幕から4連勝と勢いに乗る専大は、スプリングトーナメントの王者で同じく開幕から負けなしの白鷗大学と対戦した。試合は第1クォーター序盤、専大はターンオーバーから10点ビハインドを背負ってしまうも、第2クォーターで逆転に成功する。後半に入ってもリードを守り切り73-64で勝利。ホームゲーム初戦を勝利で飾り、開幕から負けなしの5連勝で首位をキープした。
専大 73(15-20,22-9,18-18,18-16)64 白鷗大
スタメン
#5 安部紘貴(商4・飛龍高)
#12 西野曜(経済3・近大付属高)
#30 アブ フィリップ(経営4・アレセイア湘南高)
#34 盛實海翔(商4・能代工業高)
#95 齋藤瑠偉(経営2・羽黒高)
第1クォーター、序盤から専大はパスミスやターンオーバーが相次ぎ、開始3分で0-10と大きくリードされてしまう。なんとか挽回したい専大は#34盛實のアシストから#30フィリップがダンクシュートを決め得点を返すと、その後も#34盛實を中心に点差を縮めていき、15-20と5点ビハインドでこのクォーターを終える。
▲#34盛實
▲#30フィリップ
第2クォーターは白鷗大に先制されてしまうも、#46寺澤大夢(文2・東海大諏訪高)や#12西野がインサイドから得点を決めて一進一退の攻防が続く。点差を縮めたい専大。この均衡を破ったのは#23キング開(文2・アレセイア湘南高)だった。インサイドから粘ってバスケットカウントを決めると、速攻やゴール下を沈め連続得点で28-27と逆転に成功する。これで流れに乗った専大は、#28野﨑由之(経済2・市立船橋高)の3ポイントシュートや#0 ケイタシェイクブーバカー(商1・日体柏高)のブロックが炸裂するなど、攻守ともに好調を維持し、37-29で前半を終了した。
▲#46寺澤
▲#23キング
▲#0ケイタ
第3クォーターに入っても専大の勢いは止まらない。#12西野の連続得点で白鷗大を引き離すと、#34盛實にも3ポイントシュートが飛び出し46-32と二桁リードを奪う。しかしその後は白鷗大のタイトなディフェンスに苦しみ流れに乗ることができず、一時は3点差まで詰め寄られてしまうも、#23キングの連続得点や#46寺澤のオフェンスリバウンドからゴール下を決め再び突き放し、55-47で最後の10分へ。
▲#12西野
第4クォーター、専大は序盤から連続で得点を重ねてリードを15点にまで広げる。白鷗大も厳しいディフェンスや3ポイントシュートが決まり点差を一桁まで縮めるも、#28野﨑の3ポイントシュートがネットを揺らし再び点差を広げる。最後まで専大はリードを守り切り73-64で試合終了。開幕から5連勝で首位をキープした。
▲#28野﨑
佐々木優一監督
-今日の試合を振り返って
「プランとしては勢いのあるチームなのでどれだけ走らせずにスローダウンさせてハーフコートでやるか。しかし、最初に勢いを持っていかれた形で入ってしまったというのは、何度もあるが反省しなければいけない。明日に繋げなければいけない点。ただ0-10で入ったところから、後から出てくる選手がどこを直さなければならないのかを認識し、40分間で立て直して、自分たちのリズムに変えられて、最終的に勝ちに繋げられ、失点を60点代で抑えられたという点は、全員がやらなければいけないことをできたゲームだった。
内容としてはもっと自分たちが安定して勝たないといけないゲームでもある。自分たちが勢いに乗った時に、相手の勢いも出てきてしまって、それを抑えられずに詰められてしまった。
その中で、誰が出ても自分の役割を認識し、ディフェンスとリバウンド、そこからスローダウンして走らせないようにという徹底が失点の低さに繋がった。
5連勝で明日は明治。明治は白が付いてないチームだが緩めずやっていきたい。『うちは白が続いていてるから負けてもいいや』くらいの気持ちでやると明治は死に物狂いで来る。今日の勝ちは今日の勝ちは今日の勝ちで切り替えて、明日に向けてやっていこうと話した」
-好印象だった選手
「#46寺澤が3番で出ても4番で出てもディフェンス、ルーズボールからハッスルしてチームに活力を与えてくれた。#23キング開にしてもプッシュを忘れずに得点を取りに行ってくれた。#30フィリップの繋ぎで出た#0ケイタはディフェンスやリバウンドの部分で良い働きをしてくれた。その3人が我慢してやってくれた」
#23キング
-今日の試合を振り返って
「出だしに10点リードされて、いつもの自分たちのバスケットであるディフェンスからリバウンドを取ることができなかったが、タイムアウトでしっかり気持ちを入れ替えて、第2クォーターも失点が一桁に抑えることができた。そこから自分たちのバスケットが出来て、勝つことができて良かった」
-個人のプレーを振り返って
「最初にリバウンドを取られてしまう部分が多かったので、(自分)が試合にでたときはリバウンドを取って、逆に自分たちがトランジションで点数を取れるようにしようと思っていた。そこでディフェンスから流れを作っていくためにハードなディフェンスができて、オフェンスでもリングにアタックすることができた。ファールも結構吹いてもらえたので、フリースローもしっかり沈めてそこで流れを掴めたと思う」
-次の試合に向けて
「明治には上手いガードやシューターがいるので、そこをしっかり抑えて、自分たちのディフェンスとリバウンドからトランジションが出来れば勝てる相手だと思っているので、そこをしっかりと徹底して勝ちにいきたいと思う」
(文=村山健人・商2、写真=岡本真凜・経営2、山下佳帆・経営2)