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2019.08.30
卓球

【男子卓球部】三部航平、Tリーグへ

 ノジマTリーグ2019-2020シーズン、岡山リベッツに所属する三部航平(商4・青森山田高)の取材に行ってきた。


 取材日は8月29日、岡山リベッツは木下マイスター東京(以下、KM東京)とのTリーグ開幕戦に臨んだ。三部は試合には出場しなかったものの、20分間の公式練習で汗を流した。


▲公式練習でラリーを行う三部


 「今日は僕がみんなをサポートして、木下(マイスター東京)と良い試合をさせることが僕のなかの目標だった」との言葉通り、公式練習では森薗政崇選手・上田仁選手ペアの練習相手を務め、森薗選手・上田選手ペアは第1試合のダブルスでKM東京に勝利。「みんな良い試合をしてくれて、僕も練習相手や色々なサポートをしっかりできたので、今後もチーム一丸となって優勝を目指していきたい」と意気込む。

▲森薗選手・上田選手のスマッシュをロビングで返す三部




 世界トップレベルの選手が集まるTリーグ。三部は昨シーズンの終盤に岡山リベッツから参戦した。「監督から直接声をかけていただいたことと、僕と同じ高校の先輩たちがいることも決め手の一つになった」


 三部は名門・青森山田高校の出身で、岡山リベッツに所属する選手のうち、青森山田高校出身者は5人。そのうちの一人、森薗政崇選手とは2014,15年の全日本選手権でペアを組み優勝を果たしている。そのような先輩たちと一緒にプレーすることで様々な刺激を受けていると三部は語る。「大学では自分が最上級生で見本になる選手が少ないので、Tリーグの方で試合を見たり練習をしたりすることによって、良い刺激になっている」


▲試合終了後、三部に話しかける森薗選手(左)。昨シーズン、三部は森薗選手とペアを組み1試合Tリーグに出場した。



 三部の大学ラストシーズンが始まろうとしている。9月に関東学生秋季リーグが行われ、10月には全日本大学総合卓球選手権・個人の部(全日学)が控えている。三部は今秋、Tリーグと大学の2足の草鞋で挑むことになる。「僕としては大学の試合で勝つことすらも大変なくらいまだまだなので、Tリーグに出たときは精一杯向かっていって、大学ではなるべく負けないように、どちらも頑張っていきたい」と気合は十分だ。








(文=村山健人・商2、写真も)