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2019.08.04
サッカー

【サッカー部】真夏の氣田祭り&鹿沼のドラマチック弾で久々の勝ち点3!

JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦(前期)

第9節 VS筑波大学蹴球部

8月4日(日) 18:00 Kickoff

@筑波大学第一サッカー場(茨城県つくば市)

専大  4-3  筑波大


▲ 今日のヒーロー①氣田亮真 ハットトリックの活躍で勝利の立役者となった


▲ 今日のヒーロー②鹿沼直生 試合終了間際の値千金のゴールでチームを救った


 およそ2ヵ月間の中断期間が明け、今日からリーグ戦が再開。それと共に1週間で3試合をこなす真夏の3連戦が始まる。「アミノバイタル®」カップでは、2回戦敗退を強いられ、総理大臣杯への出場権を逃してしまった専大。不完全燃焼に終わった悔しさをリーグ戦で晴らし、連敗を4でストップさせたい。対する筑波大は、「アミノバイタル®」カップを4位で終え、総理大臣杯への出場権を獲得。さらに、川崎フロンターレへの来季加入が内定している三笘薫を擁し、リーグ戦では上位に位置している。専大としては、難敵を相手に勝利し、連戦への勢いをつけていきたい。


以下、スターティングメンバ―(3-4-3)

GK 1  桐林海生(経済4・神戸国際大附属高)

DF 25 遠藤光    (商1・菅高)

DF 4  西村慧祐  (法4・習志野高)

DF 2 古屋誠志郎(法4・市立船橋高)

MF 8 河上将平  (人科4・東海大付属静岡翔洋高)

MF 5 鹿沼直生  (経済4・静岡学園高)

MF 32 林一輝   (ネット2・千葉経済大附属高)

MF 40 釼持雅也 (法4・聖和学園高) 後半28分OUT

FW 14 郡紘平    (商3・徳島市立高) 後半31分OUT

FW 9 岸晃司     (経営4・川崎北高)  後半40分OUT

FW 10 氣田亮真  (文4・千葉敬愛高)


途中出場

DF 21 浦川流樺(文2・青森山田高)     後半28分IN

FW 13 鈴木厚太(商4・飛龍高)          後半31分IN

FW 42 吉田和拓(経済2・都立新宿高) 後半40分IN


 フォーメーションは中断前と変わらず、3-4-3を採用。しかし、これまでは主に左サイドでの出場が多かった古屋をDFラインに置き、その左サイドには今季リーグ戦初出場の釼持が起用された。また、GK桐林やFWの郡、氣田も久々にスタメンに名を連ねた。中断期間に積み重ねてきた練習の成果を発揮し、勝利を掴めるか。


 試合はいきなり動く。9分、相手DFラインでのパス回しに対して素早いプレッシャーをかけ、MF鹿沼がボールを奪う。そのボールに反応したのはFWの氣田。冷静にゴールに流し込み専大が先制に成功する。


▲ 先制点となるシュートを放つ氣田


さらに22分、ペナルティエリア左でFW岸がボールを持ち氣田へパスを送る。受けた氣田は、中央へ切り込みながら鋭いキックフェイントを2つ入れて相手を翻弄し、強烈なシュートを放つ。氣田のこの会心の一撃がゴールネットに突き刺さり、専大がリードを2点に広げる。



▲ 得意のドリブルから2点目となるシュートを突き刺す氣田


▲ 見事な追加点を挙げた氣田をチームメイトたちが祝福する


しかし、その4分後に相手にPKを決められ、1点を返されてしまう。その後は、互いにチャンスを創出する。専大は29分、ペナルティエリア内で細かくパスが繋がると、岸が浮き球のパスをゴール前のFW郡へ送る。郡はシュートモーションに入るも、相手DFの対応に遭い、シュートには持ち込めない。32分には、右サイドからMF河上がタイミングを少しずらして、グラウンダーのクロスを中央へ送るも、相手DFにクリアされてしまう。すると39分、GK桐林が飛び出したところを狙われ、シュートを放たれるが、ここはゴール左へと外れる。45分には、低い位置でボールを奪われ、シュートまで持ち込まれるが、ここは桐林がしっかりとキャッチ。結局、前半は2-1で終了し、専大がリードを保ったまま試合を折り返す。



▲ 今季リーグ戦初出場初スタメンながら、積極的なプレーを見せた釼持


 後半に入っても、果敢にゴールを狙う専大。4分、岸がドリブル突破を見せ、ペナルティエリア右へ侵入。そこから、低めの速いシュート放つが、ここは相手キーパーに阻まれる。それでも10分、氣田が中央でボールを受け、ミドルシュートを放つ。ボールは相手キーパーの脇の下を抜けてゴールに吸い込まれ、専大が再びリードを2点に広げる。氣田のハットトリックの活躍で勝利を手繰り寄せたかに見えたが、ここから筑波大の攻撃陣が牙を向く。16分に、裏への抜け出しを許して1点差に詰め寄られると、31分には左サイドを崩されて失点。ついに、試合を振り出しに戻されてしまう。何とか勝ち越したい専大はその直後にFW鈴木、40分に今季リーグ戦初出場となるFW吉田を投入し、攻撃の活性化を図るも4点目が奪えないまま時計の針が進む。そして迎えたアディショナルタイム2分。専大は右サイドのライン際からFKを獲得する。ペナルティエリア内へ送られたボールを鈴木が折り返すと、これに鹿沼が反応。鹿沼は迷わずにシュートを放つと、これがゴールネットを揺らし、土壇場で勝ち越しに成功する。試合はこのまま終了。ホイッスルが鳴り響くと同時に、多くの専大の選手たちが喜びを露わにした。


▲ 鹿沼の劇的なゴールにベンチメンバーも総出で喜びを爆発させた


専大  4-3  筑波大

9分  氣田    26分 三笘

22分 氣田      61分 森

55分 氣田      76分 森

90+2分 鹿沼


 3連戦の初戦を勢いのつく勝ち方でものにした専大。強豪相手に最後まで走り切る姿勢を貫き、勝ち点3を手にできたことは大きな自信へと繋がるだろう。今日の勝利の意味をさらに大きくするためにも、中2日で迎える次節が非常に重要な一戦となる。覚醒しつつあるチームの力を存分に発揮し、今季初の連勝を果たしたい。


以下、試合後インタビュー


髙﨑康嗣監督

試合を振り返って―

「落ち着かないゲームだったが、しっかりと得点を取ることができ、専修らしさを出せていたところもあった。中断期間に積み上げてきたことを出せたと思う。これだけ得点を取る力が選手たちにあるのは信じていたが、今日は思わぬ失点が多かったのも事実。だからこそ、勝つことはできたが、もっとできるだろうなというイメージがある。選手たちにもまだ少しイメージと違う部分があるということを伝えた。彼はもっとできるはずだから、しっかりと追求していきたい」


中断期間にどのようなことを積み上げてきたのか―

「一言でいえば走ること。今日の試合は、相手と比べたらアグレッシブに走るシーンや裏へ飛び出すシーンが多かったと思う。そこは、間違えなく積み上げてきたことを出せた部分。練習中は、選手たちは相当苦しかったと思う。多分、日本でどこもやってないというくらいまで強度を上げて練習した。今日はミスもあったので、それをなくすことができればもっとスピード感が出る。今日の試合以上に良い状態になれば、DFの選手も点が取れるようになるはず。そうなれば、それは本当の強さだと思う」


メンバーを少し変更したが―

「最後まで頑張れる選手や、言われていることを自分で考えたり、我慢できたりする選手がメンバーに入っている。上の学年が中断期間前よりも辛抱強くなって、上級生らしくなってきた。彼らは、積み上げたものがあるから下の学年よりも走れる。その走力を引き出せていると感じている。それこそ、今日出場していた釼持はよく戦ってくれているし、言われたことを考えてプレーしてくれている。そういう選手が出てくることでチームもよくなってきていると思う」


中2日で迎える次節へ向けて―

「今日の勝ちを繋げられるように、しっかり戦っていきたい」


氣田亮真

試合を振り返って―

「簡単な試合ではなかった。特に相手の三笘選手は抑えるのが難しいということは分かっていたので、攻撃陣が点を取って助けてあげたいという気持ちがあった。そういう意味では、点を取ることが出来て良かったと思う」


1点目を振り返って―

「ボランチの選手たちが頑張ってボールを奪ってくれて自分のところにボールがこぼれてきた。あとは、キーパーと1対1だったので決めるだけという感じだった。中断期間には、厳しい練習をやってきたので走り勝ちたいという部分があり、それを早い段階で得点に結び付けることができた」


2点目を振り返って―

「2点目は、自分らしさを出せた。ゴール前で落ち着いて相手を見てプレーできたので、自分らしくていいゴールだったと思う」


3点目を振り返って―

「3点目は、相手のミスみたいな感じでラッキーな部分もあった。ただ、自分の目の前のディフェンスを相手キーパーのブラインドになるような位置に持っていて、アウトサイドにかけてシュートを狙おうと考えていた。少し外側にかかりすぎたが、計算通りと言ってもよいゴールだった」


中2日で迎える次節に向けて―

「連戦は勝つか負けるかでメンタルの面が大きく左右される。そういう意味では、今日の試合は勝てたので精神的にも少し余裕は持てるはず。まだ順位は下の方なので、しっかりと切り替えて全員で戦って、今日のようなゲームをしていきたい」


▲ 圧巻のハイパフォーマンスを見せた氣田。ハットトリックの活躍で攻撃陣を牽引した


鹿沼直生

試合を振り返って―

「中断期間の前は、なかなか勝てなかったが、その期間でしっかりと準備してきた。それが今日、勝ち点3という結果に結び付いてよかった」


中断期間はどのような練習をしてきたのか―

「技術の向上と、プレーの強度を上げるということを全員が意識して練習した。暑い中で、質の高い練習ができていたと思う」


今日はその練習が勝利に結び付いたのか―

「そう思う。90分間最後まで戦って、勝ち切ることができたのでよかった」


得点シーンを振り返って―

「あの時間帯は、流れが悪かった。その中で獲得したセットプレーだったが、(鈴木)厚太が折り返してくれて、シュートを撃つ時は妙に落ち着いていた」


中2日で迎える次節に向けて―

「次の相手も強いチームだが、自分たちは今日でまだ2勝目なので、次も勝って連勝していく必要がある。2日間だが、しっかりと準備していきたい」


▲ 土壇場での決勝ゴールで、劇的なフィナーレを導いた鹿沼


西村慧祐

試合を振り返って―

「攻撃でのよい形を何回か作ることができた。自分たちが中断期間に積み上げてきたものを出せたことが、複数得点に繋がってよかった」


中断期間はどのような練習をしてきたのか―

「やっていることはこれまでの練習と比べて、大きく変わっていたわけではないが、よりプレーの精度を上げて追及して繰り返してというのを続けた。今日の試合では、その部分が要所で出たと思う」


中2日で迎える次節に向けて―

「今日勝ち点3を積み上げられたのは大きいが、3失点してしまっているのも事実。そこは、減らしていく必要がある。短い期間だが、チームももっと良くなると思うので、勝ち続けながら成長していきたい」


▲ プロ入り内定後、初のリーグ戦となった主将の西村。次節こそ、無失点での勝利に期待がかかる


(文=一家駿介・文2、乾桃花・文2、男神愛・商1 写真=乾、男神)