最新ニュース
第9回関東大学女子バスケットボール新人戦の4回戦、専大にとっての2戦目が白鷗大学大行寺キャンパスにて日本女子体育大学と行われた。
試合は逆転に次ぐ逆転で、最後までどちらが勝つかわからない白熱した展開。専大が見事、勝利を掴みベスト8へ進出した。
専大77(19-17、16-16、18-24、24-15)72日本女子体育大
スタメン
#0千葉暁絵(文2・安城学園高)
#21 篠崎来夢(文1・文大杉並高)
#25 須藤郁帆(文2・郡山商業高)
#37 中村安里(経営2・広尾高)
#93 本田朱里(経営1・郡山商業高)
第1クォーター、開始すぐに#93本田が先制点を奪い、#37中村の得点でリードをするが流れを掴みきれない。#0千葉の3Pが決まるも、パスの乱れなどから連続失点し逆転を許す。その後、終盤に意地を見せ逆転。19-17でこのクォーターを終える。
▲#93本田
▲#37中村
第2クォーター、#14永末雪乃(文1・文大杉並高)の3Pで幕を開ける。続いて#21篠崎のゴール下と連続得点を奪うがその後は一進一退の攻防が続く。このままリードを守り前半を終えると思ったが残り40秒で同点に引き戻される。すかさず、#93本田、が得点。リードを守り35-33で後半へ。
▲#14永末
▲#21篠崎
第3クォーター、得点を重ねるも流れを掴みきれない。終盤に連続得点を奪われ逆転される。53-57でこのクォーターを終える。
第4クォーター、レイアップシュートを中心に着実に点を重ねる。一刻も早く逆転したい専大だったが、相手も譲らず残り3分16秒でタイムアウト。すると#25須藤を中心に得点を量産し、#0千葉の3Pで逆転に成功。相手がタイムアウトをとるも流れを離さず77-72で試合終了。日本女子体育大学に勝利し、ベスト8に進出した。
▲#0千葉
▲#25須藤
児玉茂監督
今日の試合を振り返って
「もう少しリードして入れるかと思ったが相手が上からゾーンプレスやマンツーマンプレス、メンバーチェンジなど色々と仕掛けてきた。マンツーマンのチームならもう少しメンバーチェンジできたが(専大は)メンバーが7人しかおらず、ガードは1人しかいない。体力的にきつかった。向こうの戦略にハマったゲーム展開になった」
第4クォーター残り3分16秒のタイムアウトでは何を伝えたか
「『3Pはやられるな』と伝えた。マイボールだったため、専大のオフェンスから形を作って入った。相手の対応が甘くそこから点が取れたのが効いた。チームの若さからもう少し焦りが来ると思ったが、落ち着いた点は良かった」
次の試合に向けて
「ノーマルの状態ならば勝てる相手だと思う。しかし変則的なことが起こると(不安である)。1年生は細かい準備に関しては一応は形にしてきてはいるという状態。今日のように何かやられた時がどうなるか。新人戦はメンバーも少なく大変だが頑張りたい」
(文=山下佳帆・経営2、写真=山下、岡本真凜・経営2)