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2019.06.04
バスケ

【男子バスケ部】新人戦開幕!初戦は快勝

6月4日(火)、第59回関東大学バスケットボール新人戦の初戦が水元総合スポーツセンターにて行われた。




専大116(27-23、32-9、32-23、25-18)73埼玉工業大




スタメン


#10 喜志永修斗(経営1・豊浦高)


#23 キング開(文2・アレセイア湘南高)


#46 寺澤大夢(文2・東海大諏訪高)


#95 齋藤瑠偉(経営2・羽黒高)


#0 ケイタシェイクブーバカー(商1・日体柏高)




第1クォーター、先制点は奪われたが、#0ケイタがゴール下から怒涛の反撃。一気に6得点をあげる。それに続き#46寺澤も連続得点し、差を広げる。着実に点を重ねる専大だったが、埼工大の3Pが3本決まり追い上げられる。一時は12点差あったが、4点差の27-23まで差を詰められ、このクォーターを終える。


▲#0ケイタ


▲#46寺澤



第2クォーター、専大のファウルによりフリースローを与えるも、#10喜志永と#1山本翔太(商2・日大山形高)の連続3Pで再び突き放す。その後、#28野﨑由之(経済2・市立船橋高)と#23キングの連続得点で流れを終始離さない。59-32でこのクォーターを終え、後半へ。


▲#10喜志永


▲#28野﨑



第3クォーター、#23キングのバスケットカウントで幕を開ける。#10喜志永の3P、#0ケイタのゴール下、#95齋藤の連続得点に堪らず埼工大はタイムアウト。すると再び埼工大の3Pが決まり始める。そこで#1山本も3Pを2本沈め応戦。91-55でこのクォーターを終える。


▲#23キング


▲#1山本




第4クォーター、#0ケイタの高さを生かしたプレーを中心に得点を重ねる。続いて、#24新田由直(文1・能代工高)が得点すると#28野﨑は3Pで後輩の活躍を後押しする。また、#14鈴木悠斗(文1・桐光学園高)のバスケットカウント、#35久原大弥(商1・大分舞鶴高)の連続得点など多くの1年生が活躍した。116-73で試合終了し、初戦を突破した。



▲#35久原










佐々木監督


今日の試合を振り返って

「新人戦は(相手も)同じ1、2年生だが、相手が誰だろうとどんなことがあろうと、通常のチームと同じようにディフェンスとリバウンドから入るようにと伝えていた。入りの6分、7分くらいまではしっかりとディフェンスの意識もできていたが、10分間は続けられず、残りの3分くらいでバタバタと23点失点が行ってしまった。相手の3Pがかなり入っていたというのもあるが、ディフェンスを10分しっかり続るというのがこれから経験を積んでいかないといけない部分である。最終的には3Pもやられないようにアジャストし、リバウンドとディフェンスの意識というのはチーム全員できていたので、そこは良かったなと思う」


試合を通して走っている印象を受けたが、強化してきたのか

「春のトーナメントが終わって、足りないところはファストブレイクからの得点を増やさなければいけないという点。そこの意識は新人戦に向かってやっていた。専大は1〜5(番ポジション)、特に#0ケイタのところまで走れるというのが強み。#0ケイタには、『自分がリバウンドを取っていない時はとにかく真ん中を走っていけ。相手がどんなディフェンスをやってこようとファストブレイクで終わらせよう』と伝えていた。リバウンドが取れていて相手にセカンドチャンスを与えない状態からオフェンスに繋げられるというのは、すごく良さが出ていたと思う」


埼玉工業大学について

「昨年リーグ戦で2部にいたが、今の2年生が主体となってリーグ戦に出ていたので経験値が高い。1、2年生は能力ではなく経験値がモノを言う。専大の2年生は経験を積んでいるし、喜志永にしてもトーナメントである程度の経験は積んでいて、強みではある。しかし、埼工大も1年生からリーグ戦を戦い抜いて経験を積んでいるので侮れないと選手には伝えた。やはり戦い慣れていて、勢いもあるので73点取られたのが悔しい」


次の試合に向けて

「順天堂とは初戦。やることは変えずに、経験が積み上げになるので、今日の経験を明日に。明日の経験を明後日に。1つでも多く試合できるようにまたディフェンスから頑張る」






#23キング


今日の試合を振り返って

「1回戦目ということでみんな気合い入れてやっていた。1クォーターで相手の3Pが決まっていて、そこを抑えようと2クォーターからしっかりとやった。後半、3クォーターからまたチームのディフェンスの指揮が下がって、20点以上取られた。だが、オフェンスに関してはみんなリバウンドを取れて、走れていたので問題なかった。入りのディフェンスとディフェンスにアジャストしていくことを相手も強くなっていくので、今後調整していきたい」


新人戦に向けて意識してきた点

「自分達はそんなにサイズがあるわけではないので、オフェンスはトランジションで点数を取ることをメインで、リバウンドと速攻でやっている。ディフェンスは留学生の#0ケイタがいるのでリバウンドメインで練習してきた」

ーー走りに関して

「練習中も練習試合も速攻からの得点が自分達の強みだと感じているので、どんどん強みを出して、相手との点差を離していけたらなと思う」


キャプテンとして意識していることは

「試合中や練習中のチームの雰囲気が悪い時は積極的に『みんな下を見ないで上を向いて頑張ろう』と声掛けをし、チームの雰囲気を上げることを心掛けている」


次の試合に向けて

「去年の試合を観ると外のシュートもあるので、今回みたいな入りをすると難しい試合になると思う。外は止めて、オフェンスはいつも通り走るバスケをして、頑張っていきたいと思う」







#0ケイタ


今日の試合を振り返って

「大学に入って初めての公式試合で緊張したが、試合が始まってからだんだんと良くなった。うまくいかなかった時や悪い流れの時、(シュートを)落とした時に(ディフェンスへの)戻りが遅くなり、そこで相手も中に入ってきた。次からは、その点に気をつけて頑張りたい」


新人戦に向けて気をつけて練習してきた点

「優勝するつもりで、相手に簡単に点を取らせないように頑張った」


次の試合に向けて

「今日より思い切って、最後まで(激しいディフェンスを)やめないで頑張りたい」





(文=山下佳帆・経営2、写真=山下、岡本真凜・経営2)