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11月16日、対横浜国立大学戦。
チャレンジマッチへの切符を手にするため何としてでも勝ちたい一戦。
第1Q、横国大のキックにより試合開始。先制点を獲得したのは専大、#1梶川が巧みにサイドを駆け上がり85ydのロングラン、そのままタッチダウン。そして#31佐藤がキックを決め7-0となる。#99飯塚のQBサックや、#24岸本の好タックルで横国大にチャンスを与えず攻守で圧倒する。
第2Q、横国大のパスによる波状攻撃を前に自陣ゴール寸前まで交代する専大ディフェンスであったが最終ライン手前で粘りを見せ、横国大にフィールドゴールを許すも以前リードを保つ。ディフェンスの奮起を前に火がついた専大オフェンスは#1梶川が50ydランで機転を作る。#1梶川の献身的なプレーで時間いっぱい攻撃を行い、横国大ゴールにじわじわと迫る。2Q残り38秒で#2岸がランによるタッチダウン、#31佐藤がキックも決め14-3となる。
専大のキックにより始まった第3Q。専大ディフェンスは立ち上がりを崩され連続フレッシュを奪われタッチダウンを許し14-10となる。直後に#11和田によるリターンで自陣30ydから反撃、#1梶川の軽快なフットワークで20ydのロングゲイン、連続フレッシュを獲得し横国大の反撃ムードを一蹴し敵陣に突入、#9升川と#11和田が39ydの会心のタッチダウンパスを成功させ、キックも成功。21-10となる。
追いつきたい横国大の前のめりとなったオフェンス陣を#4飯塚や#27木崎の好タックルを筆頭にしっかり遮断しリードしたまま最終Qへ。
第4Q、横国大のランを止められず前進を許してしまう。パスカットするも、4thでフィールドゴールを決められ21-13となる。専大は#88田代が機転となり三連続フレッシュ獲得。敵陣まで攻め込み#31佐藤が32ydのフィールドゴールを成功させ24-13。このまま逃げ切りたい専大であったが、横国大の捨て身の攻撃で4thダウンギャンブルを決められてしまう。試合時間残り38秒というところで横国大に痛恨のタッチダウンを許し、24-19となるもタイムアップ。専大にとって大きな勝利となった。
松澤監督は「試合の運び方は上手くなっている、しかし相手のミスを待つようではいけない。自分たちで考えて攻め上がる、(相手を)崩すことを意識してほしい。」と語り、リーグ最終戦となる東大戦に向けて「一戦必勝」と意気込んだ。
専大は5勝1敗とBIG8首位をキープしているが、リーグは混戦模様、首位ながらも次節東大戦に勝利しなければチャレンジマッチ進出も危ぶまれる状況となっている。
(今井一葉・文2)