News

最新ニュース


2018.10.30
サッカー

【サッカー部】ド派手な引退試合!劇的逆転勝利で有終の美

インディペンデンスリーグ2018【関東】

チャンピオンシップ3位決定戦

vs東海大学体育会サッカー部

10月30日(火) 10:30 Kickoff

@専修大学生田キャンパス内北グラウンド

専大 3-2 東海大 (延長1-0)


▲引退試合を勝利で終え、笑顔のメンバーたち


以下、スターティングメンバー(4-3-3)

GK 41 増田将(法4・磐田西高)

DF 65 内田悠麿(法4・成立学園高)

DF 3 越水旋太(法4・清水桜が丘高)

DF 55 佐古大輔(法4・習志野高)

DF 14 加藤智陽(経済4・西武台高)

MF 6 日下翔太(商4・徳島市立高)

MF 8 岡本海里(ネット4・千葉敬愛高)

MF 75 田畑翔伍(法4・野洲高)

FW 80 岡村和大(文4・専大附属高)

FW 24 中山歩(経営4・西武台高)

FW 79 福富達友(法4・滝川第二高)


▲円陣を組み、集中力を高めるイレブン


 Bチームに所属する4年生にとってはこの試合が引退試合。しかし、立ち上がりは東海大に攻め込まれる展開となった。15分、20分といずれもセットプレーから失点を許し、早くも2点のビハインドを背負うことに。


 反撃に転じたい専大は、後半開始からDF越水を最前線に上げ、さらにチームの元気印・MF望月大(法4・駿河総合高)をFW福富に代えて投入し、一気に攻撃色を強める。すると、その越水と望月が早速魅せる。70分、得意のドリブルで左サイドを突破した望月がクロスを上げると、越水が押し込み、まずは1点を返すことに成功。反撃の狼煙を上げ、追い上げムードの専大は望月と60分からMF岡村と交代で入ったFW赤塚豪也(経営4・桐蔭学園高)が起点となり、その後も東海大ゴールを脅かし続ける。そして迎えたアディショナルタイム、ゴール前に抜け出した越水が相手GKとの1対1を左足で冷静に沈め、ついに同点。越水は喜びのあまりユニフォームを脱ぎ、一目散に応援に駆けつけたAチームのメンバーの元へ。タッチライン際で歓喜の輪が広がった。


▲劇的同点弾の越水をAチームのメンバーが出迎える


▲4年間共にプレーしてきた仲間から手荒い祝福を受ける越水


 試合は延長戦に突入し、専大は勢いそのままに攻め込む。95分、オーバーラップしていたDF内田が豪快に右足を振り抜き、ついに逆転に成功。その後はGK増田、DF佐古を中心に東海大の反撃をシャットアウト。2点差をひっくり返す鮮やかな逆転勝利で引退試合に花を添えた。


▲値千金の勝ち越しゴールを決めた内田は満面の笑み


▲最後は笑顔で大学サッカー生活を締めくくった


以下、試合後コメント

▲MF 6 日下翔太(商4・徳島市立高)※ゲームキャプテン

「このチームでの最後の試合だったので、絶対に勝とうという気持ちでした。セットプレーから2失点しましたが、チーム一丸となって逆転勝利を収めることができてよかったです。平日にも関わらず、多くの方が応援に駆けつけてくださって、とても力になりました。応援ありがとうございました」


▲DF 55 佐古大輔(法4・習志野高)※主務

「今まで支えてくださった方々への感謝の気持ちをピッチで表そうと試合に臨みました。サッカー人生19年間の集大成として、みんなで笑顔で終えることができてよかったです」


▲GK 41 増田将(法4・磐田西高)

「自身のサッカー人生において、最も苦しい4年間でした。本気でサッカーをやめようと思った時期もありましたが、どんな時でも応援してくれる人たちのおかげで立ち直り、最後までやりきることができました。ありがとうございました」


▲DF 65 内田悠麿(法4・成立学園高)

「最後なので『楽しくサッカーができればいいな』と思って臨みました。しっかり勝つことができたし、ゴールというおまけまでついてきたので、最高の試合になりました」


▲DF 3 越水旋太(法4・清水桜が丘高)

「最後の試合ということで、このチーム、このメンバーでなんとしても勝ちたいという気持ちだったので、結果がついてきてくれてよかったです。みんなとサッカーができてハッピーでした。ありがとう」


▲DF 14 加藤智陽(経済4・西武台高)

「今までサッカーをしてきたなかで出会えたすべての人、サポートしてくれた人、特に両親への感謝の気持ちでプレーしました。17年のサッカー人生のなかで、楽しいこと、悲しいこと、つらいこともたくさんありましたが、『今でもサッカーが大好きです』。胸を張ってそう言えます」


▲MF 8 岡本海里(ネット4・千葉敬愛高)

「今まで自分に関わってくれた方々に感謝の気持ちをもって、試合に挑みました。その気持ちをプレーで表現することができたと思います。試合も逆転勝利し、みんなで笑って終えることができたのでよかったです」


▲FW 80 岡村和大(文4・専大附属高)

「4年間を通して学んだことは『最終的に大事なのは内容より結果』。それを体現できた素晴らしい試合でした」


▲FW 24 中山歩(経営4・西武台高)

「一度きりの人生の18年間をサッカーに打ち込めてよかったです」


▲DF 12 小松研貴(経済4・国士舘高)

「周りに自分より上手い選手ばかりがいる環境で、すべての練習、すべての試合において常によい緊張感をもって取り組み、自分を高めていくことができました。周りのすべての方々、仲間に感謝しています。ありがとうございました」


▲MF 7 望月大(法4・駿河総合高)

「4年間一緒にサッカーをやってきた仲間たちとの最後の試合だったので、勝つことができて最高にうれしかったし、やりきった充実感でいっぱいです。僕たちは一足先に引退となりましたが、まだAチームは試合が残っており、仲間の4年生が活躍しているので、ぜひ彼らを応援してあげてください。よろしくお願いします」


(文=藤森崚祐・文3、写真=藤森、乾桃花・文1)