最新ニュース
10月13日(土)に第95回箱根駅伝予選会が陸上自衛隊立川駐屯地、国営昭和記念公園にて行われた。
今大会は1チーム12名までがハーフマラソン(21.0975㎞)を走り、上位10名の合計タイムで11位までに入れば本戦出場権が得られる。
結果は昨年と同様総合14位。部一丸となって「今年こそは」と、意気込んでいただけあって非常に悔しい結果となった。
個人では今年の箱根駅伝本戦に出場し、「花の2区」を走った長谷川柊(商3・八海高)が14位、小林彬寛(経3・専大松戸高)が55位と輝かしい記録を残した。
この結果を受けて小林は関東学生連合チームの選手に選ばれた。
小林が箱根駅伝に出場するとなれば来年の予選会は箱根駅伝経験者が2名。長谷川・小林がこれからの専大陸上部と引っ張っていくこととなるだろう。
※長谷川は2018年に出場したため出場権無し※
・・・・・・今大会の個人結果・・・・・・・・
14位 長谷川 1時間2分49秒
55位 小林 1時間3分52秒
71位 和田照也 (商4・鳥栖工業高) 1時間4分9秒
100位 島田匠海(経4・専大松戸高) 1時間4分34秒
104位 横山絢史(経3・滝川西高) 1時間4分36秒
135位 塚原淳之(商3・那須拓陽高) 1時間5分4秒
198位 川平浩之(経4・広島国際学院高) 1時間5分54秒
207位 南美空翔(文1・樟南高) 1時間6分1秒
209位 宮下竣 (商4・上伊那農業高)1時間6分8秒
218位 藤井健吾(経4・一関学院高)1時間6分16秒
228位 市来原潤(商2・鹿児島商業高)1時間6分28秒
230位 佐藤雄基(経4・横浜高)1時間6分29秒
長谷川淳監督① ~レースを振り返って~
「順位的に15㎞までは良いところ(12位)にいた。最後の5㎞は余裕があるかと思ったが、逆にきつそうにしていたので難しいかもしれないと感じた。ただ、練習自体はやってきていたので、最後もたないことはないと思っていたが、蓋を開けてみたら結構かかったと思った。長谷川・小林・和田は実力通り走ってくれた。南も1年生ながら前に出て頑張ってくれたが、佐藤・藤井・宮下の4年生のタイムがかかった。しかし、彼らはここ数ヶ月真面目に練習に取り組んでいたが、前半怪我や体調不良で集中できていないところがあったのでその影響を感じた。今年のチームの完成度は100%で予選通過するだろうなっていうくらいできていたので本戦に行けなかったのは難しいと思った。前に行ける人材を作ることが本戦へいくために必要で、作れないとなると来年もなかなか難しい。」
~長谷川淳監督から4年生に向けてのメッセージ~
「今まで目標に向けて工夫しながら、伸び悩みながらも競技をやってきた4年間は社会に出ても絶対に生きるので、自分に自信を持ってほしい」
長谷川柊
「最初が予想以上にペースが速かったが自分の前にいる選手たちはついていけていたので、来年は最初から先頭についていけば順位も変わってくると思った。今年は総合5位を目標に掲げて挑んだが最後の5㎞で差をつけられてしまった。後半を改善すれば来年は10位以内を狙っていけるはずなので来年自分が引っ張っていけるように頑張りたい」
▲20㎞付近を力走する長谷川
▲藤井
▲塚原
▲左=佐藤 右=市来原
▲小林
▲挨拶をする瀬谷浩晃(経済4・学法石川高)
平坦な道のりではないが素質は充分にあるはず。
この一年、合宿や大会で経験を積んできた本校の頑張りは決して無駄ではなかったはずなので、来年こそは専大陸上部の本戦出場を期待したい。
(文=内田裕士・法2、写真=内田、藤森崚祐・文3、石崎愛奈・法4、髙橋玲央・法3)