【weeklyブログ〜専スポ部員が毎週水曜日にブログを更新します!第二弾、3年のお題は「前期を振り返って」!】
日頃より専大スポーツ編集部をご愛好いただき、ありがとうございます!
編集長の萩原 健丸(経営3・北広島高)です。
専大も夏休みに突入し数週間が経ちました。
春休みに引き続き「weeklyブログ」ということで、学生記者の取材の様子や、記事からは漏れてしまった小ネタ、そして部員の振り返りの場として活用していきます。
2、3年生は「前期を振り返って」、新入生は「自己紹介」のテーマで毎週水曜に更新しますので、拙い文章ではありますがぜひご覧ください!
前期を振り返って、僕からは前期の専大野球部を取材して感じたことを書き残しておこうと思います。
大エース・西舘昂汰(令5卒・現東京ヤクルトスワローズ)が卒業し、投手陣の軸となる存在が定まらずに迎えた春季リーグ戦。昨年は西舘、一昨年は菊地吏玖(令4卒・現千葉ロッテマリーンズ)という大黒柱が投手陣を支え、第一戦はひとりで投げ抜くことが当たり前、という絶対的な信頼がありました。
その存在を欠く今年の投手陣のやりくりはどうなるのだろうか。そんな不安を払拭したのは、肥沼竣(商4・加藤学園)と平田健眞(経営4・専大松戸)の4年生ふたりでした。
序盤戦、4月は先発投手もイニングが伸びず、細かい継投で凌ぎながらの展開。
しかし5月に入ると、第一戦の先発を任される肥沼が安定して7イニング以上を投げ抜き、5月21日の東洋大戦、シーズンラスト登板となった27日の国士舘戦を2試合続けての完投で締めくくりました。
4年生にして今季開幕戦で初登板を果たした平田も、開幕から中継ぎでイニングを無失点に抑え続けて第二戦先発のチャンスを掴むと、5月10日の立正大戦では8回無失点の好投で先発初勝利。翌登板の22日、東洋大戦ではその勢いに乗って初完投を記録。
5月の8試合を6勝2敗で終えたのも、ふたりの先発が確立されたことが大きく影響しました。
▲今季より「18」を受け継いだ肥沼
▲美しいワインドアップも魅力の平田
一方の野手陣は、小柴滉樹主将(経営4・佼成学園)を筆頭に強力な打線を形成しました。
全試合で4番を任され、2本塁打を放った西里颯(経済4・興南)と首位打者に輝いた小柴ら4年生の活躍はもちろん、スラッガーとして本領発揮の松永知大(経済3・創成館高)、正捕手に定着した中野拳志郎(文3・小浜高)の3年生が覚醒。小柴に続いて打率ではリーグ2位(中野)と3位(松永)を記録し、上位3人を専大が独占しました。
シーズン中でも大きく成長を遂げ、開幕時とは全く異なるチームが生まれるという、大学野球のおもしろさを実感したシーズンになりました。リーグ戦で数多くの試合の舞台があること、伸び盛りの年齢であることが重なって、徐々に選手が結果を残していく姿は、まさに大学野球の魅力なのだと感じます。
野球部は9/2の秋リーグ開幕が迫っています!専スポとしては、二部リーグで試合映像の配信が無いという事情も踏まえて、試合の展開を広くわかりやすくお伝えするという使命感を持って取材活動を進めてまいります!専大ファンのみなさまはもちろん、アマチュア野球ファンのみなさまもどうぞよろしくお願いいたします!