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2018

リーダーとしての資質を身に付け体育会同士の交流を深めた リーダースキャンプ

 2月26、27の両日、第54回専修大学体育会リーダースシップが静岡県伊東市の伊東ホテル聚楽で行われ、各体育会の主将、主務計93名が参加した。

今回のテーマは「強い組織の作り方~マネジメントの本質を学ぶ~」。

講師として中島幸司氏(株式会社大学スポーツチャンネル・キャリアサポート事業部マネージャー)が講演を行った。

1日目は【理論編】として、「強いチームに存在する共通点」を知るために何が必要かを語り、その中で体育会学生はグループディスカッションやグループ発表を通してリーダーには強い組織を作るために組織を引っ張る「リーダーシップ」だけでなく組織を下から支えるという「サーバントリーダーシップ」について学んだ。

2日目は【実践編】として「強いチームになるためにやるべきこと」を考え、自分の価値観を通して自己分析や他己分析を行い、思考形成を養い、強いチームを作るために何が必要か、主将や主務には先見性・言語化力・情熱という心構えが必要であると語った。

また体育会学生は寝食を共にすることで交流を深めた。ときおり食事の際は賑やかな笑い声が聞こえ大きな盛り上がりを見せた。

2日間という短い時間ながら長い時間を共に過ごした各体育会の学生。

2018年が彼らにとって飛躍の年となることを期待したい。

▲リーダースキャンプの雰囲気

参加者コメント

ラグビー部 髙橋昂平(経営3・長崎南山高)

「かかわりの少ない部活動の人たちとコミュニケーションを持って関わることによって色々な部の現状を知ることができてよかった。今回サーバントリーダーシップという下から支えることについて聞いて良いものだと思ったので、試合では最前線で体を張りつつ下からも支えていきたい。またその中で共有することが大事なので帰ってみんなに伝えて3月のキャンプで共有できればいいと思う。今年の目標は大学選手権に出ることなので、そのためにも3月は体づくりをして春の公式戦に向けて様々な戦術を試したい。秋の大学選手権に出場するためにも上位3校に入らなければならないので、それに向けて頑張ります。」

女子ゴルフ部 矢口愛理(商2・埼玉栄高)

「『理解されるよりも相手のことを理解する』という言葉が特に印象に残ったので、これからはまず自分のことを理解することやチームのことを一人ひとり理解することもチームの全体の結果に結びつくのではないかと思ったので、人を理解することをもっと大事にしていきたい。今年度はAリーグに昇格し、全国大会に出場することが目標なので、今回学んだことをうまくチームに活かしていきたい。」


(文=髙橋玲央・法2、写真=八代哲・経済1、藤森崚祐、久保信裕・文2)