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社会人野球の頂点を決める「第89回 都市対抗野球大会」が今年も東京ドームで開催され、専大野球部出身のOBが多数出場する。そのOBたちを激励する会が7月11日、専修大学の神田キャンパス「報恩の間」にて行われた。激励会は専大校友会の主催で開かれ、野球部や関係者などが一同に会した。都市対抗野球大会は13日に開幕し、専大OBからは20名の選手・コーチ・監督が出場する。
▲激励会に参列した野球部OBの選手、コーチたち
▲齋藤正直監督も駆けつけ、エールを送った
都市対抗に出場する選手、コーチ、監督は以下の通り。
企業名 | 氏名 | 年齢 | 卒業年 | ポジション | |
1 | JR西日本 | 伊與田 一起さん | 23 | 平成28年 | 内野手 |
2 | JR東日本 | 渡辺 和哉さん | 24 | 平成27年 | 捕手 |
3 | JR東海 | 河合 優介さん | 26 | 平成25年 | 外野手 |
4 | NTT西日本 | 新垣 拓馬さん | 24 | 平成27年 | 外野手 |
5 | NTT東日本 | 福田 龍太さん | 24 | 平成27年 | 投手 |
6 | SUBARU | 角田 皆斗さん | 25 | 平成26年 | 投手 |
7 | 東芝 | 時本 亮さん | 24 | 平成27年 | 捕手 |
8 | 日本新薬 | 濱田 竜之祐さん | 24 | 平成27年 | 内野手 |
9 | 信越硬式野球クラブ | 柴山 晋一さん | 64 | 副部長 | |
10 | 和田 靖志さん | 24 | 平成27年 | 投手 | |
11 | 三菱重工神戸・高砂 | 富 光男さん | 58 | 昭和56年 | 監督 |
12 | 森山 誠さん | 29 | 平成22年 | 捕手 | |
13 | 渡邊 祥平さん | 26 | 平成25年 | 内野手 | |
14 | HONDA熊本 | 和田 裕生さん | 22 | 平成29年 | 内野手 |
15 | 三菱日立パワーシステムズ | 坂上 真世さん | 37 | 平成14年 | コーチ |
16 | 大野 享輔さん | 24 | 平成27年 | 投手 | |
以下、補強選手として出場する選手 | |||||
補強企業名(所属先) | 氏名 | 年齢 | 卒年 | ポジション | |
1 | JR東海(ヤマハ) | 青柳 直樹さん | 28 | 平成23年 | 内野手 |
2 | 王子(ヤマハ) | 矢幡 勇人さん | 27 | 平成24年 | 外野手 |
3 | HONDA鈴鹿 (三菱重工名古屋) | 山田 晃典さん | 30 | 平成21年 | 外野手 |
4 | 西濃運輸 (新日鐵住金東海REX) | 福田 晃規さん | 24 | 平成27年 | 内野手 |
●激励会に駆けつけたOBのみなさんから、専大野球部へ向けての応援メッセージと都市対抗野球大会への意気込みをもらいました。
・JR東日本 渡辺和哉さん
「野球部は、春は順位以上に惜しい戦いが多かったので、夏必死にやれば秋のリーグで結果が出ると思います。4年生は最後のシーズンなので、後輩に何かを残せるようにがんばってほしいですね。特に主将の福永裕基(文4・天理高)とかは自分が野球部にいたときからかわいがっている存在で、秋はきっとやってくれると思います。JR東日本の初戦は15日にあるので(対西濃運輸)、その日に照準を合わせて、一戦必勝の気持ちでチームを勝たせられるようにがんばります」
・NTT西日本 新垣拓馬さん
「後輩たちには硬くならず、ノビノビと野球をやってほしいです。僕らの代も自分から、自分から、とガツガツと野球をしていました。2部でやっていたときも常に高みを持って試合に臨んで。僕らの代も2部で優勝して、そこから1部優勝を果たしました。後輩にも同じように優勝を目指して、野球を楽しんでプレーしてほしいですね」
・SUBARU 角田皆斗さん
「都市対抗に出場するからには勝利という形で(応援してくれる方に)恩返しをしていきたい。何が何でも勝ちにこだわって全力で戦っていきたいです。後輩たちに伝えたいことも同じです。精一杯のプレーでスタンドの人やチームメイト、監督に元気や勇気、希望を与えてほしいですね。春は優勝できませんでしたが、秋は2部優勝という結果で応援してくれる人々に恩返しをしてほしいです」
・日本新薬 濱田竜之祐さん
「野球部のみんなには練習をとにかくがんばってもらって、試合で思い切ったプレーをすればいい結果がついてくると思います。都市対抗では東京ドームで、チームの勝利もそうなんですけど、スタンドをわかせられるようなホームランを打てるようにがんばります!」
・HONDA熊本 和田裕生さん(専大野球部前年度の主将)
「2部で優勝して、なんとしても1部に上がってもらいたいですね。そのためにも、毎日必死に練習をがんばるだけだと思います」
・三菱日立パワーシステムズ 大野享輔さん
「こうして同じ母校の人が集まれる場があってうれしいです。春は2部で5位でしたけど、そういう苦しい時期もきっとあると思います。また秋は優勝を目標に、1部復帰を目指してもらいたいですね。かつてバッテリーを組んだこともある大橋将(経営4・天理高)やピッチャーの勝田翔紀(商4・大社高)のような、期待している4年生がいますので、1部復帰への原動力になってもらいたいです。僕は今年、肘を手術したので大会には出られませんが、ベンチからチームを支えたいです。チーム一丸で昨年のベスト4を越えられるようがんばります」
・HONDA鈴鹿の補強選手として出場する、三菱重工名古屋所属の山田晃典さん
「僕らの代は結局1度も1部に上がれなかったのですが、それでもレベルの高い東都リーグで野球ができたことはすごい財産になったと思っています。社会人野球に進んで、周りのメンバーに東都でやっていたと話したら、すごいと言われたので、野球部のみんなにはそれくらいすごいリーグでやっているんだと自信を持ってほしいですね。今回は補強選手として出場するのですが、呼ばれた先で日本一になれれば元のチームにいろんな経験を持ち帰れると思うので、チームの代表として戦って、帰ったときに成長した姿を見せられるようにがんばりたいです」
(飛田翼・文4 写真=冨樫、八代)