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2018.06.15
準硬式野球

【準硬式野球部】4勝7敗勝ち点2の5位で今春リーグを終える

昨秋、8年ぶりのリーグ優勝を果たした専大準硬式野球部。新たな代として迎えた初の大会の関東選手権では同じ東都リーグに所属する東洋大学に敗れベスト8に終わった。そして迎えた今春リーグの開幕戦では東海大相手に2点リードを許し最終回に突入するも打線が爆発し一挙8点を奪う猛攻を見せ開幕戦を勝利で飾り良いスタートをきったかに思えたが、続くカードの日大、国士舘大戦共に2連敗を喫し勝ち点を挙げることができず苦しい展開に。

東海大との第二回戦では五十嵐健(経済3・常総学院高)の2本塁打の活躍などもあり逆転勝ちを収め初の勝ち点を獲得。続くカードでは関東選手権で敗れた東洋大との対戦では第三戦までもつれる激しい戦いになったが、見事2勝1敗で勝ち越し勝ち点を獲得し、関東選手権での雪辱を見事に果たした。そして、優勝の可能性をわずかに残し迎えた中央大との最終カードだったが、2連敗を喫し目の前で中央大の優勝の胴上げを見るという悔しい結果に終わった。その結果4勝7敗勝ち点2の5位で今春リーグを終えた。

▲チームの主軸として活躍した五十嵐

主将の阿部拓磨(経営4・専大松戸高)は「バッテリー陣に課題が残った」と言うように今春リーグで完封した試合はなく、大量失点を許す場面が目立った。だが一方で「試合終盤が強くなった」と手応えを感じている部分もあり、東海大とのカードではいずれも逆転勝利し勝ち点を獲得。日大との第二戦では敗れはしたものの最終回に一挙5点を挙げあと一歩のところまで相手を追い詰めた。「終盤の強さ」は今後一つの武器になるかもしれない。

 ▲勝負強い打撃が光った上野


秋季リーグに向けて阿部は今回のリーグ戦は5位に終わってしまったが秋までに見直せる時間はあると思うので課題をなくしていきたい。投手陣は一からまた作り直して、打撃陣はどんな投手相手でもしっかりと自分のスイングができるようにしたい」と語った。

▲主将として、投手としてもチームを引っ張った阿部


今春リーグでの悔しさを秋にぶつけ二年連続の秋リーグを目指す。

 また、今春リーグの個人賞として大野恵和(経営4・専大松戸高)が捕手部門で、五十嵐健が一塁手部門でそれぞれベストナインを受賞した。

▲攻守ともに大きく貢献した大野


(文=久保信裕・文3、写真も)