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2018.05.05
バスケ

【男子バスケ部】日本大にまさかの逆転負け 7位決定戦に回る

 5月5日、駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場にて関東大学バスケットボール選手権大会が行われ、順位決定戦1回戦で日本大と対戦した。立ち上がりからミスが続き思うように得点ができない中、ディフェンスから流れを掴むという専大らしさが見られ前半をリードして終える。後半に入ってもチーム一丸となってリバウンドに参加するなど前回試合の課題を修正しリードを保つが、最終第4ピリオドに入り専大はなかなか得点をすることができない。日大は3Pシュートを中心に得点を重ね流れは完全に日大に傾く。専大はこのピリオドわずか10点と抑えられると、最大12点差あったリードを逆転され、79-80というスコアで敗れた。この結果、専大は5月6日に行われる青山学院大との7位決定戦へと回る。


専大79(21-22、26-17、22-20、10-21)80日大


スタメン

#4 塚本雄貴(文4・アレセイア湘南高)

#34 盛實海翔(商3・能代工高)

#10 大沢希晴(経営4・長野俊英高)

#48竹田寛人(文2・東海大諏訪高)

#30 アブ フィリップ(経営3・アレセイア湘南高)


 第1ピリオド、パスミスなどのターンオーバーが多く見られ思うようなプレーをすることができない。ここで流れを変えたのがディフェンスからである。厳しいディフェンスからリバウンドを確実に抑えると、オフェンスでは#10大沢の3Pシュートなどで得点を重ねる。第1ピリオドは一進一退の攻防が続き、21-22というスコアで第2ピリオドへ。

▲3Pを次々に決めた#10大沢


 第2ピリオドに入ると、チームを引っ張るエース#34盛實、1年生ながら攻守において存在感を見せる#46寺澤大夢(文1・東海大諏訪高)の活躍もあり、リードを奪うことに成功。また、#30フィリップがベンチに下がっている時間、途中出場の#6樋口健太(経済3・新発田南高)もゴール下で奮起し前半を47-39とリードし後半を迎える。

▲#46寺澤は守りだけでなく積極的にポイントに絡む


▲第2ピリオドでは連続得点を決めた#6樋口


 第3ピリオド、前半の試合展開と同様にディフェンス、リバウンドと意識を強め、専大ペースで試合が進む。この試合初めて二桁点差を奪い最終第4ピリオドへ。


 最終第4ピリオド、#30フィリップの得点で幸先良くスタートするが、この後が続かず得点を奪えない時間が続く。ディフェンスでも日大の3Pシュートに対応することができず、流れは完全に日大へ傾く。専大もタイムアウトを使い流れを切ろうと試みるが変えることができず、残り1分という時間で逆転を許してしまう。最後のオフェンスでもシュートを決めきることができずにタイムアップ。79-80と前回試合に続き1点差で敗れる結果となった。この結果、5月6日大会最終日に青山学院大との7位決定戦に回る。


佐々木優一監督コメント

「(試合を振り返って)前回の白鷗大との試合でリバウンドが課題だった。昨日の中日でリバウンドを簡単に取られないように練習してきた。今日は勝ちには届かなかったけれども、ガードを含めて全員でリバウンドに参加できていたので得たものもあった。選手をどう起用するかなど選手とコミュニケーションを取って細かいところを詰めていかないといけない。悲観的にならず、疲労もあると思うが、明日はリーグ戦につながるような試合をして大会を終えたい。(この試合活躍を見せた寺澤選手のプレーについて)現時点で求められているプレーはできている。寺澤含め全員自分たちの役割を理解して、実行してくれている。これからもっとオフェンスの部分でも伸び代があると思っている。」


(文=高岡要・経済4、写真=冨樫幸恵・文4)