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9月21日、秋季関東大学男子バレーボールリーグ戦第7日が早大戸山キャンパス記念会堂で行われた。この日の試合で専大は秋季リーグから1部に昇格してきた国士舘大にセットカウント3-0でストレート勝ちを収めた。
専大3(25-23、25-22、25-12)0国士舘大
(スタメン)
#1 山本湧(商4・東亜学園高)
#6 藤中謙也(経営3・宇部商高)
#7 高橋拓也(経済3・東亜学園高)
#8 小林之紘(経済3・創造学園高)
#12 川波潤也(経営2・九州産大付高)
#13 冨田直人(経済2・東亜学園高)
#15 平安山華竜(経済2・西原高)
#22 平原隆也(経済1・都城工高)
第1セット、先制を許し3連続失点とリードされるものの#7高橋のクイックや#13冨田のサービスエースなどで点差を詰める。接戦が続く中#1山本のツーアタックと1枚ブロックでリードを広げた。終盤では長く続いたラリーを制しその後も着実に点を重ね25-23でセットを取った。
第2セット、ミスが目立つようになったが国士舘大のミスも続きまたも接戦となる。しかし第1セット同様#1山本がツーアタックとサービスエースで連取すると、#12川波のスパイク、#6藤中のブロックで続き勢いをつける。終盤は#8小林のクイックで連取すると、最後は相手のミスにも助けられ25-22とこのセットもものにする。
第3セット、2セット連取で勢いがついた専大は序盤から得点を重ねリードを譲らない。終盤は6連続得点でさらに点差を広げると、相手のタイムアウトで流れを区切られるものの、#6藤中と途中出場の#11小川猛(経営2・桐蔭学園高)が2連続得点を決め、最後は相手のアウトで、25-12、セットカウント3-0と勝利した。
ストレート勝ちしたものの、接戦を強いられた試合であった。セッター#1山本のツーアタックなどの攻撃型スタイルが今回の勝利の鍵となった。セットを取りこぼすことなく力強い専大バレーで来週も勝って優勝争いに近づくことを期待する。
(宇佐美 春那・文1)
▲今日も#12川波は要所でスパイクを決め、チームをけん引した。(撮影=阿部理志)
以下はコメント
吉岡監督
「ストレートで勝ったから力の差はあったけど、とにかく試合の入りが悪い。出だしから本領発揮してほしい。もう取りこぼしはできないので、残り試合は1セット目からしっかり取っていかなきゃいけない。リベロの平原と平安山は今後も併用していきたい。平原はガッツがあって、声もしっかり出しているからチームが良いムードになる。平安山はスパイクレシーブがうまい。身体能力が高い選手だと思う。小森がけがしてしまったのが痛い。藤中もこれから調子上げてほしい。インカレを見据えて、どこであろうと勝ちきること。気持ちで勝ちます。」
山本選手
「ストレートで勝てて良かった。格下相手だったから気持ちはあまり上がらないが、負けられない試合だったのでホッとしている。攻めるべきところ、守るべきところがしっかりできたと思う。次戦の相手は秋季リーグで調子が上がってきていない法大なので油断せず、勝っていければいい。まだまだ優勝はどこになるかわからないし、最後まで優勝争いができればいい。」
川波選手
「セットを落とせない状況の中ストレートで勝てたことは大きい。警戒していた相手の攻撃も、切り替えして自分たちの得点にすることができた。自分にもトスが多く上がったので、自分の中でもアタックのリズムを掴むことができた。まだまだ出だしが完璧ではないので次の法大戦まで1週間練習をしっかりやって臨みたい。」
冨田選手
「相手にスパイクを決められても大崩れしなかったところが良かった。悪かったところは、同じ攻撃で単調だった。自分的には調子がイマイチ上がってこない。サービスエースがあったが、ラッキーというか、たまたまだと思う。今週から大学が始まるし、疲れが出てくるかもしれないけど、みっちり練習して法大戦に臨みたい。」