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9月21日、第90回関東大学バスケットボールリーグ国士舘大戦が専大生田キャンパス総合体育館にて行われた。終始10点差つけられる苦しい展開となり相手の猛攻をとめきれず、71-95と点差を離され苦くも敗戦となった。
(スコア)
専大71(21-19、11-23、23-22、16―31)95国士舘大
(スターティングメンバー)
#6 渡辺竜之佑(経営2・福岡第一高)
#13 石上潤(経済・3浜松工業高)
#24 田代直希(商3・東海大浦安高)
#35 鈴木駿平(経済4・伊豆中央高)
#47 藤田弘道(経営4・福岡大濠高)
第1ピリオドは良い立ち上がりを見せる。#6渡辺の連続スリーポイントをリングに沈めると、続いて#35鈴木#13石上も点を重ね相手を圧倒する。しかし、国士舘大はひるまず着実にシュートを決め、じわじわと追い上げをかける。専大は勢いに乗り切れず、国士舘の連続シュートで第1ピリオド終了。
第2ピリオド、#65佐々木と#47藤田の連続得点で流れを掴もうとするも、トラベリングなど小さなミスから相手に攻撃のチャンスを与えてしまう。ファウルを重ね相手にフリースローを打たせてしまい、少しずつ点を離されていく。流れが悪いため、それを強引に突破しようとしてオフェンスファウルをとられ、さらに流れを悪くしてしまう。#65佐々木がリバウンドやカットでボールを奪うも点にできず。#24田代が自分の外したシュートを意地で自らリングに押し込むも相手の勢いを抑えきれない。10点差つけられ前半を折り返す。
何とか点差を詰めたい第3ピリオド。#24田代、#13石上が得点を決めるも、すぐに国士舘も点を取り返し、互いに点を取り合うシーソーゲームとなる。リバウンドからの速攻をファウルでとめるも流れは止められず。相手は積極的にゴール下にインして確実に点を沈める。#65佐々木のリバウンドから#47藤田がバスケットカウントをもらうと勢いに乗り#6渡辺のスリーポイントがきれいに決まり7点差まで縮める。しかし終了間際に国士舘の連続得点で再び点差を開かれ、流れを引き寄せきれず終了。
最終ピリオド。わずか2分の間に12点決められる悪い立ち上がりとなった。専大も負けじと連続得点で追い上げる。ディフェンスをゾーンに替え、相手にプレッシャーを与える。相手の攻撃を抑え、#24田代のカットボールを#35鈴木が得点とするなど良い流れとなるも一歩及ばず。71-95で負けを喫した。
(伊東祐佳・文2)
▲連続スリーポイントで会場を沸かせた#6渡辺
佐々木監督コメント
「今日の試合は、90点以上とられるといった結果になってしまった。ディフェンスとリバウンドを意識するように言っているが、選手たちは耳に入ってはいるもののなかなか行動に繋がらない。意識が低いから点差が開かれる。4年生の4・5番(#47藤田・#35鈴木)は最後のリーグなので、1部のステージを守り抜くために死に物狂いでやってもらいたい。自分のマークも、リバウンドも、誰のものでもないルーズボールにも死に物狂いでぶつかってほしい。そこさえ変われれば良い兆しが見えてくるので徹底していく。
今回立ち上がりは良かったことは、良い部分で前進していると言える。ただ、それが切れてしまったり維持できないのは、やはり気持ちの部分で足りていないから。第3ピリオドの終了間際にスリーポイントを決めて7点差までいったのにそのあとすぐに取り返されてしまった。点を取るのがバスケではなくて、点を守るのがバスケ。ビハインドを追う立場でも基本はその意識を持つ。失点の意識を変えディフェンス、リバウンドを徹底していけば、勝ち点が見えてくるだろう」