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第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(1月2日~3日東京大手町~箱根往復)が行われ、専修大学陸上競技部の長谷川柊(商2・八海高)が関東学生学連連合チームのメンバーとして2区を力走した。区間記録は1時間14分41秒(参考)で全体の21位だった。
長谷川は事前インタビューの際に1時間9分台を目標に掲げており残念ながら目標記録には届かなかった。しかし、事後インタビューでは来年を見据えた前向きなコメントを残した。
以下長谷川のコメント
――― 箱根独特の緊張感や空気の中、走る直前に何を思っていたか
走る直前は周りの空気に飲まれないように、自分の走りに集中しようと考えていました。緊張で硬くなるというよりは軽くてふわふわする感じでした。
――― 前を走る選手が見えず難しいレースの中でどんなことを考えながら走っていたか
前を走る選手は見えませんでしたが、差を詰めていけば見えてくると思って、少しずつ詰めていこうと考えていました。
本当にいろんな人が応援してくれて最後まで気持ちが切れずに走りきることが出来ました。
――― 1時間14分41秒という記録についてどう考えるか
これが今の自分の実力だと感じました。
――― 箱根を走ってみてよかった点や反省点、課題
全日本予選会、箱根駅伝予選会で感じることのなかった実力の差というのを痛感しました。
課題は距離に対してしっかりと耐性を付けることです。
――― 他大の選手やチームから学んだこと、それを踏まえ来年チームとして出場するために専大が強化・改善すべき部分
他の選手たちから学んだことは、一人ひとりがきちんとした目標があり、各大学の代表として来年につなげる走りをしていたところです。
来年チームと出場するために一人ひとりが現状にどれだけ危機感を持ってやっていけるかが重要だと思います。
――― これからの意気込み
これからは、箱根駅伝を経験しましたし、三年生にもなりチームを引っ張る立場になるので、練習からチームを引っ張り来年の箱根に出場できるよう一年間頑張っていきます。
これから専修大学陸上競技部のエースとなる長谷川の一年間に期待したい。
▲戸塚中継所へ向けて力走する長谷川
(文=内田裕士・法1、撮影=石崎愛奈・法3)