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2014.09.06
バスケ

リーグ開幕戦、筑波大相手に初戦を飾れず、敗戦スタートとなる

9月6日、第90回関東大学バスケットボールリーグ開幕戦が代々木第二体育館にて行われた。初戦を勝って良いスタートを切りたいところであったが、強豪、筑波大を相手に68-92で敗れた。

第1ピリオドは両社互角に戦ったものの、第2・3ピリオドで力の差を見せつけられ、点差を離されてしまう。第4ピリオドは#21山本健司郎(文3・アレセイヤ湘南高)が3Pシュートを立て続けに決め活躍するが、追いつくことはできなかった。

 

(スコア)

専大68(18-23、11-25、18-24、21-20)92筑波大

 

 

(スタメン)

#6  渡辺竜之佑(経営2・福岡第一高)

#13 石上潤(経済3・浜松商高)

#24 田代直希(商3・東海大浦安高)

#35 鈴木駿平(経済4・伊豆中央高)

#47 藤田弘道(経営4・福岡大濠高)

 

 

第1ピリオド、序盤から点の取り合いとなる。#47藤田を起点に得点していくが、筑波大のオフェンスを止められない。中盤は#24田代、#6渡辺のドライブで得点し、わずかにリードするが、終盤ミスショットが目立ち波に乗れない。残り1分、交代で入った#7國分大輔(経営2・名古屋大谷高)が3Pシュートを決め、18-19とするが、その後立て続けに失点し、18-23の5点ビハインドで終える。

 

 

第2ピリオド、#47藤田がインサイドプレーで得点し、20-23と点差を縮めるが、後のシュートが決まらない。中盤になるとトラベリングなどのミスや、これまで取れていたリバウンドも取れなくなってしまい苦しい展開となる。残り6分半、22-31となったところでベンチはタイムアウトを取る。タイムアウト明け、#24田代がドライブでファールをもらいフリースロー2本を得るが、この2本を外してしまい波に乗れない。終盤、#7國分のドライブ、#6渡辺のインサイドなどで得点するが、筑波大のオフェンスは止められず、29-48と点差を広げられ、前半を終える。

 

 

第3ピリオド、開始早々#24田代が3Pシュートを決め反撃する。しかし、ファールやトラベリングなどによりその後の得点ができない。さらに開始3分で#24田代が個人ファール3つとなってしまい、ベンチへ退く。エース不在の中、#13石上の3Pシュート、#47藤田のインサイドなどで得点し、意地を見せる。さらに途中出場の#21山本が3Pシュートを決め流れが専大に来るかと思われたが、終盤パスミスなどが目立ち、47-72でこのピリオドを終える。

 

 

第4ピリオド、#21山本、#13石上の3年生コンビが3Pシュートを決める。しかし、その後はリングに嫌われ、得点することができない。中盤、#6渡辺のドライブなどで得点するが、ディフェンスがうまく機能せず、点差を縮められない。残り1分になり、#21山本の連続3Pシュート、#24田代の速攻などが決まるが、時すでに遅し、68-92で敗戦となってしまった。

 

 

リーグの初戦ともあり、なんとか勝ちたい試合であった。春からの新チームでスタメンであった#14高澤淳(経営1・市立船橋高)は高さ重視の戦術ともあり出場しなかった。負けはしたものの収穫はあった。#21山本は去年までは出場機会に恵まれずにいたが、今年の新チームとなっては3Pシューターとして出場し、チームに貢献している。#13石上も去年まではけがに苦しんでいたが、リーグ初戦スタメンを勝ち取った。この2人は3Pシューターとして今後も活躍するであろう。まだ初戦である。今後は接戦を制し、勝ちを増やしていってほしい。

 

(阿部 理志・文2)

 

 

 

 ▲今日の#24田代は14得点。チームのエースとしてチームを支える。



試合後の佐々木監督のコメント

「春の公式戦から実践を遠ざかっていたので、思い通りに試合が進まなかった。ディフェンスから集中して入ろう、相手に走られないように臨んだが、オフェンスもディフェンスもうまく機能しなかった。専大はディフェンスとリバウンドをストロングポイントにしようとしてきたが、92失点してしまったので、まだまだ課題であると感じた。夏はオフェンス、ディフェンス、リバウンドはそうだが、走ることを中心にやってきた。少しずつではあるけれど、2か月のリーグ戦の中で成果が出ればいいと思う。今年のリーグのキーマンは#47藤田。身体は一番チームであるし、4年生ということで、攻守の要になってほしいと思っている。そこに、#24田代、#6渡辺、#35鈴木などを中心にうまくチームをまとめてほしい。リーグ戦の目標はてっぺん取ると言いたいところだが、初戦負けてしまったので、1戦1戦丁寧に勝っていければいいと思う。自分たちのバスケをすれば光は見えてくるのではないか。」