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10月29日平成29年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 対立教大学 スコア専大5-0立大
専大が前回と同様立教大に大差をつけ、リーグ戦成績を4勝3敗とし勝ち越した。第1ピリオドで#91生駒虹樹(法2・武相高)、#20鈴木壱斗(法4・北海道栄高)のゴールで得点を入れると、第2ピリオドでも #71上澤舞央(法4・武相高)のゴールで追加点を加える。さらに第3ピリオドでは#91生駒が2ゴールを決め、ハットトリックを達成。このまま突き放し勝利を収めた。
▲この日3ゴールを決めた生駒
≪スコア≫
1P 2-0(シュート数20-1)
2P 1-0(シュート数21-7)
3P 2-0(シュート数23-4)
専大 5-0 立大 計(64-12)
巻き返しを図るため負けられない戦いが続く専大。今回は吹奏楽に太鼓が加わり応援に力が入る。前回の立大との試合では10得点を記録したものの鉄壁の守備力を誇るゴールキーパーであるエリック・スキャンラン相手にどれだけ得点を上げられるかが試合を左右するポイントとなっていたが、専大は今回も同
じように序盤から攻め込む。
第1ピリオド3分、#9吉岡大輝(経済4・北海高)、#21上村良一(法3・北海道栄高)の力を借りて、#91生駒が先制ゴールを決める。11分に相手の選手がペナルティにより1人減った状況となりそこを見逃さず、12分に#20鈴木が相手の守りをかわしゴールを決める。難敵相手にシュートを狙い続け、この
ピリオドではシュート数は20。相手のシュート数が1と比べると専大がどれだけ果敢に攻めていたかがわかる。
第2ピリオド、第1ピリオド同様専大は猛攻をかけ、21のシュート数を放つ。だが、得点は6分、#71上澤の得点のみで終わる。
第3ピリオド、ここでも専大は立て続けに攻める。12分に先制点を上げた#91生駒がここでも決め、さらに18分でも決めてハットトリックを達成する。
高橋監督、福島主将共に「夏にケガをしてしまい、前半戦出られなかったが結果が出てよかった。今後も期待できる」と評価しており、残りの3試合では彼
の活躍が専大が勝ち続けていくために重要となるだろう。その後攻め続けながら相手の攻撃も防ぎ終わってみれば無失点に抑え完封勝利。シュート数は相手の5倍以上と圧倒した強さを示した。
▲2本目のゴールを決めた生駒
▲キーパーの左からこの日3本目のゴールを決めた生駒
ただ勝利はしたものの反省すべき点は残った。合計シュート数は64に対し、得点になったのは5。相手キーパーの高い防御力により防がれた場面も多々あ
ったが、決して満足はできないだろう。これから続く東海大、大東大、神奈川大は前半戦敗北を喫しているだけに攻撃と守備がどれだけ力を出し切れるかが
問われるだろう。
高橋裕一監督
「外国人のキーパーに対して前回と同じように得点できるかが鍵となっていた。結果的に5点取れたがシュート数の割には決めることができず決定力がなか
った。まだまだ改善点が必要だ。シュートする確率が10本に1本では少ない。8本に1本決めるようにしていかなければならない。一つも負けられないの
で次の東海大戦で勝つために全員で戦っていきたい」
#23福島健一キャプテン
「前回の試合は第3ピリオドに畳みかけられたが、今日はなかなか点が入らなかったので得点力を上げなないといけない。最初の1点は早く入ったのでよか
ったが、後が続くことができず次の点がもう少し早く入ってくれればよかったと思う。入れ替え戦に出るには全勝が絶対条件なので、前半戦のとき以上にし
っかり準備をして臨んでいきたい」
(髙橋玲央・法2=写真、髙橋、飛田)