最新ニュース
９月12日 東都大学準硬式野球秋季リーグ 対中央大 １回戦 上柚木公園野球場
＜スコア＞
中 大｜１ ２ ０ ｜２ ５ ０ ｜０ ０ ０ ｜０ ０ ０ ｜10
専 大｜３ ３ ０ ｜０ １ ２ ｜０ ０ １ ｜０ ０ ０ ｜10
スタメン
１（中）須永隼人（商１・専大松戸高）
２（右）福井亮太（商４・県岐阜商高）
３（二）今坂僚介（ネット情報４・常葉菊川高）
４（一）神山琢郎（経営４・県岐阜商高）
５（捕）大野恵和（経営３・専大松戸高）
６（指）五十嵐健（経済２・常総学院高）
７（左）桂川海輝（経済３・専大北上高）
８（三）山口剛史（商３・伊勢崎商高）
９（遊）岡本元希（経営２・常葉菊川高）
Ｐ 山口寛太（法２・金沢市工高）
初回、先頭を内野安打で出塁を許すと四球などでピンチを招き先制を許す。しかし、直後の裏の攻撃で２本の犠牲フライと五十嵐の適時二塁打で逆転に成功する。
先発山口寛は援護をもらうもなかなか中大打線を抑えられず、ライトへの２点本塁打を浴び同点とされる。
▲先発山口寛（撮影＝大河原）
２回裏、４番神山の適時打などで再びリードを奪うも、４回、５回と投手陣が粘れず７失点と逆転を許し４点差とされる。
５回裏に岡本元の適時打、６回裏は再び五十嵐に適時二塁打が飛び出し１点差に詰め寄る。
▲貴重な適時打を放った岡本元（撮影＝大河原）
７回から４番手として登板した阿部拓磨（経営３・専大松戸高）が無失点に抑える好投で流れを専大に引き戻した。
▲専大松戸高バッテリー（撮影＝大河原）
１点差の９回裏、先頭五十嵐、桂川の連打でチャンスを作るも、二者連続三振に打ち取られ後がなくなる。２死２、３塁のチャンスに打席には前の打席で二塁打を放っている１番須永。「前の打席で自信がついたのでリラックスして打てた」とレフトへの適時打を放ち土壇場で同点にする。
▲最終回、先頭として二塁打を放ちチャンスを作った五十嵐（撮影＝大河原）
▲土壇場で勝負強さを見せた須永（撮影＝大河原）
試合は延長に入り、阿部拓は再三ピンチを迎えるもなんとか無失点に抑え打線の援護を待つ。しかし、打線はチャンスをなかなか作れず12回まで無得点。規定により、引き分けとなった。
▲阿部拓は再三ピンチを背負うも気迫あふれる投球で要所を締めた（撮影＝八代哲・経済１）
▽試合後コメント
神山主将
「今日の試合では防げる失点、ミスが結構あった。それと投手陣があまりピリッとしなかった。しかし、中大の投手相手に10点得点できたことは、収穫だった。１回、２回ともに複数得点できたことも大きかった。清瀬杯での疲れはあったが試合にはいる前に選手全員で気持ちを入れ直した。阿部はうちのエースで投手陣を引っ張っている。なので、今日、結果を出せたことは本人にとってもプラスだし、他の投手陣にも良い影響を与えられた。今日は引き分けという結果になったが明日は初回からキチッと試合に入り、締まったゲームをして中大に勝ちたい」
４番手で登板し６回を無失点と粘投した阿部拓
「中大はよく粘るチームで今日も再三ピンチを背負った。投手陣の課題として、そこで粘れるかが勝つために必要になってくる。自分としては無失点に抑えたことは良かったが先頭を出したり３人で抑えてリズムを作れなかった。清瀬杯は自分のせいで負けたのでどうにかしようとリーグ戦に臨んだ。その悔しさはまだ残っている。みんなで粘っていかないと勝てないので我慢して明日中大に勝ちたい」
４安打４打点の活躍を見せた五十嵐
「初戦が中大ということだったが中大は他の大学と比べても投手陣がずば抜けて良い。でも、清瀬杯で良い投手と対戦し良い経験ができた。その経験を生かして、リーグ戦に臨んだ。自分の中で決めた球を振り抜くことができたのが（４安打４打点という）良い結果につながったと思う。（最終回、先頭で二塁打を放ち同点打につなげた打席について）自分はいつも引っ張って打ってファーストゴロなどになってしまうので欲を出さないように意識し、ベンチの良い雰囲気のまま初球を振っていった。ベンチのみんなに打たせてもらった一打になった。拓磨さんを中心に投手が頑張っているので自分が打線を引っ張って行く気持ちで明日もやっていきたい」
最終回、同点打を放った須永
「清瀬杯ではあまり打つことができなかった。しかし、好投手と対戦できたのは大きな経験になった。中大には良い投手が揃っているので、その良い投手に対していかに打てるかをイメージして試合に臨んだ。最終回の適時打は前の打席で自信がついていたのでリラックスして打てた。今日は引き分けという結果になったが、勢いではうちの方が押していたので明日は勝って、良い流れを作りたい」
（大河原佳也・文３）
