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2014.05.05
バスケ

京王電鉄杯は5位入賞

5月4日から6日まで、(4日、5日は早大記念会堂、6日は明大和泉キャンパス)第30回京王電鉄杯が行われた。4、5日は10大学がAブロック、Bブロックに分かれて総当たりで戦い、6日は違うブロックの同じ順位の大学と対戦する大会だ。

 専大はAブロックで2勝2敗の3位に入り、Bブロック3位の中大と5位決定戦を行った。試合は一歩も譲らないシーソーゲームになるが、田代直希(商3・東海大浦安高)、高澤淳(経営1・市立船橋高)が要所で3Pシュートを決めなんとか競り勝ち、大会5位に入った。

 

 

5月4日 専大●(70-84)〇拓大

同日   専大〇(80-54)●日大

5月5日 専大〇(89-69)●慶大

同日   専大●(70-101)〇青学大

5月6日 専大〇(76-73)●中大

 

 

 

 

 

5月4日

(スコア)

専大70(13-27、19-19、18-18、20-20)84拓大

 

 

(スタメン=全試合同じ)

#6  渡辺竜之佑(経営2・福岡第一高)

#14 高澤淳(経営1・市立船橋高)

#24 田代直希(商3・東海大浦安高)

#47 藤田弘道(経営4・福岡大濠高)

#65 佐々木健登(経済1・能代工高)

 

 

第1ピリオド、高澤の3Pシュートで得点するが、その後はなかなか得点できず悪い流れになる。拓大のエース#23バンバ選手を止められず、13-27と大きくビハインドで終える。

 

第2ピリオド、序盤、田代の速攻が決まるがその後は拓大のディフェンスに苦しみ、得点できない。中盤、田代の3Pシュートなどで挽回するが、拓大のオフェンスは止められず、32-46で前半を終える。

 

第3ピリオド、序盤、渡辺のミドルシュート、高澤の連続3Pシュートなどが決まり点差を一桁にする。しかし終盤連続失点で点差を元に戻されてしまう。50-64で終える。

 

第4ピリオド、オフェンスでミスが相次ぎ約4分間得点できない。中盤以降は渡辺などで得点するが点差は縮まらず、70-84で敗戦した。

 

 

 

同日2試合目

(スコア)

専大80(18-11、18-16、25-19、19-8)54日大

 

 

第1ピリオド、序盤は渡辺の1対1、速攻などで得点する。中盤は日大が粘るが、終盤は高澤の3Pシュートなどで突き放し、18-11とリードで終える。

 

第2ピリオド、序盤から日大のオフェンスを次々と止め、オフェンスでは#35鈴木駿平(〇4・伊豆中央高)の連続得点などでリードを広げる。中盤以降は渡辺のドライブインなどで得点し、36-27で前半を終える。

 

第3ピリオド、高澤のミドルシュート、田代の3Pシュートなどで得点する。しかし日大にカウントプレーなどで得点されてしまう。中盤は佐々木のカウント、フリースローも落ち着いて決めリードを広げる。さらに、田代のドライブイン、3Pシュートが決まる。61-46で終える。

 

第4ピリオド、渡辺のミドルシュート、鈴木のゴール下シュートなどで得点しリードを広げると、最後まで流れを渡さず、80-54で見事に勝利した。第1日目を終えて1勝1敗とした。

 


5月5日


vs慶大

 

1Q 29-11(29-11)

2Q 41-29(12-18)

3Q 63-50(22-21)

4Q 89-69(26-19)

 

1Q、29得点を決める良いスタート。ディフェンスで相手を抑え、そこから速攻を決め、終始専大の流れだった。2Qは途中点が取れていない場面があった。タイムアウトをとって流れを戻そうとするも、続く3Q、パスミスから相手に速攻を決められさらにバスケットカウントワンスローを与えてしまうなどなかなか流れを取り戻せず5点差まで追いつかれてしまう。しかし、その後#24田代と#47藤田が意地の連続シュートを決めると、試合終了まで専大が相手を圧倒し無事勝利を収めた。

 

 

同日

vs青学大

 

1Q 8-29(8-29)

2Q 25-49(17-20)

3Q 44-82(19-33)

4Q 70-101(26-19)

 

第1試合とは打って変わって苦しい立ち上がりとなった。さすが青学といった得点力で猛攻され1Q終了までに20点差つけられてしまう。3Qでは相手のゴール下に攻め込みシュートを狙うも止められる、相手に連続得点を許すなど悪い流れが続き40点差近くまで離されてしまう。最終Q、ファウルを4つもらっていながらも#6渡辺が積極的にリバウンドを狙い果敢に攻め得点をきめると、#24田代、#35鈴木も連続得点し点差を縮めるも一歩及ばず敗北を喫した。

 

 

5月6日

 

(スコア)

専大76(22-19、15-17、20-19、19-18)73中大

 

 

第1ピリオド、序盤主導権を取る。高澤のドライブイン、3Pシュートが決まる。しかし、チームの要の渡辺が試合開始早々に怪我でベンチに下がってしまう。その後は中大のインサイドプレーに苦しむが、田代の3Pシュート、#21山本健司郎(文3・アレセイヤ湘南高)のドライブインなどで得点し、22-19と3点リードで終える。

 

第2ピリオド、すぐさま逆転されてしまう。しかし、鈴木、藤田などで得点し粘る。中盤はどちらもなかなか得点できず、こう着状態となる。終盤、#15安保友貴(商1・能代工高)の速攻で33-31とリードすると、藤田のミドルシュート、#11秋山熙(経営1・東海大浦安高)のドライブインなどで追加得点し、37-36で前半を終える。

 

第3ピリオド、高澤、山本の3Pシュートなどで得点するが、中大に粘られ、リードを広げられない。中盤以降は藤田のミドルシュート、田代のフリースローなどで、55-50と5点差にするが、残り50秒で中大のカウントプレーなどで55-55と追いつかれてしまう。藤田のミドルシュートが決まり、57-55と僅かにリードして最終ピリオドへ。

 

第4ピリオド、序盤、高澤の3Pシュート、藤田のゴール下シュートなどで得点し、64-59と僅かにリードを広げる。中盤は田代が果敢に攻めファールをもらいフリースローを落ち着いて決める。残り3分となって、#12岩野侑太(商3・岡山商大高)の速攻が決まり、71-66となる。その後は1点差に追い詰められるものの、最後は田代が速攻を決め、76-73で見事に勝利した。

 

 

今回の大会は新チームとなって始めての大会であった。去年度まで絶対的なエースだった宇都直輝がチームを去り、どのようなチームとなるのか楽しみであった。大会を通じて、スタメンは固定であったが、1年生をはじめ、去年度まであまり出場のなかったメンバーが活躍した。去年度もスタメンであった、田代、渡辺、藤田も着実にレベルアップしているように見えた。絶対的なエースはいないが、今後もチーム一体となって戦って欲しい。

 

 (文2・阿部理志、伊東祐佳)

 

 

以下はコメント

 

田代

「今大会については、勝ち越しで終えることが出来て良かった。新チームになって練習試合に勝てないことが多かった。また、下級生がたくさん経験を積めたのも今後のためになると思う。宇都さんのようにチームを引っ張る存在がいないので全員でがんばって点をとる。去年までは(宇都さんに)ついていくだけだったが、今年は自分と藤田さんで引っ張っていけるようにプレーする。次のトーナメントは勝ち上がったら青学大と当たるので、今回よりも互角に戦えるようにしたい。」

 

 

渡辺

「今日はリバウンドのときに左足首を怪我してしまった。試合に出たい気持ちが強かったが、監督、コーチが今後のことを考えて出るなと言われた。宇都さんがいないから、自分のプレーの幅を広げるためにも、ミドルシュートを練習してきた。今後も積極的に打っていきたい。この大会で1年生はすごく活躍したので、これからも期待したい。目標はリバウンドと得点を両方ともたくさん取っていくこと。ダブルダブル(1試合得点、リバウンド2桁)を毎試合やっていきたい。」