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6月7日、平成26年度春季菅記念ミニミニカップが国士舘大学多摩キャンパス体育館で行われた。予選から登場の専大は国士大Cと対戦したが、第1、第2セットを連取され敗戦。予選は3チームの総当たり戦で行われ、予選通過できるのは1位チームのみのため、専大は厳しい状況へと追い込まれてしまった。
予選はセット制(2セット先取)で、第1、第2セットは17分、第3セットは15分の試合時間で行われる。3チームの総当たり戦で、獲得した勝ち点数(勝=2点、分=1点、負=0点)により順位を決定する。また、パスカットからそのまま得点した場合は2点となるなど、通常とは得点の数え方も異なっている。
専大の戦いは予選B組から始まった。その初戦の相手は国士大C。Cチームとはいえ、1部所属の強敵だ。その強さを、専大は立ち上がりからまざまざと見せつけられることになってしまう。
第1セット開始直後、4-0で専大リードの場面から国士大に猛攻撃を受け、5連続失点。そのうち一つが2点ゴールだったため、6-4と簡単に試合をひっくり返されてしまった。
なんとかエース・立山貴生(法4・九州学院高)が1点を返して5-6にするも、その後は厳しい相手ディフェンスの前にうまく攻め込むことができない。新村友哉(法3・東海大菅生高)や立山が積極的に動いて相手を左右に振るが、フリーでシュートは打たせてもらえず。
15分に立山のシュートのこぼれ球を中島俊輔(経済3・専大付高)が拾い、最後は新村が決めて8点目を挙げるが、時すでに遅く。8-13で第1セットを落としてしまった。
第2セットは専大が先取点を挙げ、これを機に勢いづきたいところだったが、国士大にすぐさま追いつかれてしまう。直後に立山が低めへの狙いすましたシュートを決めて勝ち越すが、ここもすぐ追いつかれるなど、なかなかリードを保たせてもらえない。
専大が攻めあぐねていると、パス回しのボールを奪われてしまい、そのまま2点ゴールを決められ2-4とビハインドに。その後も点差を広げられてしまうが、ここから立山が意地を見せて連続得点。さらに、この日冴えていた右からの攻撃で山内康督(法2・桐蔭学園高)の得点が生まれ、5-8と3点差まで詰め寄った。
しかし、ここからは差を広げられる一方となってしまい、最終的には6-16。攻撃面でも守備面でも力の差を見せつけられる結果となった。
次戦は8日、同会場にて東大Aと対戦する。試合開始は15時30分予定。
▲試合の流れを変えようと奔走した新村主将(左)と守護神・清水亘(商2・桐光学園高)
(安江 祐輔・経済3)