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1月5日から苫小牧市ハイランドスポーツセンターで行われている第89回日本学生氷上競技選手権大会も大会3日目を迎えた。この日は男女1500mと男子10000mが行われ、10000mでは主将の小川翔也(文4・北海道池田高)が4位で入賞した。1500mでは土屋良輔(商4・嬬恋高)が優勝、近藤太郎(経営4・駒大苫小牧高)が2位、池田崇将(経営4・白樺学園高)が3位と、専大の選手が表彰台を独占した。土屋らの活躍もあって、専大は依然として総合点で首位をキープ。3日目を終えて合計169点を獲得し、2位以下の学校を大きく引き離している。
≪各選手の結果≫
▽男子1500m
池田崇将 タイム 1:52.73 (3位)
土屋良輔 タイム 1:52.43 (1位)
土屋はナショナルで瞬発力を高めるトレーニングに取り組んだことで、スタートからトップスピードで滑れたことを勝因としてあげた。
近藤太郎 タイム 1:52.68 (2位)
1500mに出場した3選手は競技前日から、「専大で1、2、3位をとろう」と話していたという。近藤は「ずっと一緒に練習してきた仲間とこういう結果になったことは本当に嬉しい」と、表彰台を独占できたことを喜んでいた。
▲表彰台に3選手が並び、自然と笑みもこぼれる
●競技後のコメント
池田
「自己ベストに近いタイムも出たし、良い滑りができた。今日の結果には満足している。4年間のインカレで初めて表彰台に上がれて本当に嬉しい。仲間の声援がよく聞こえて、いつもより2割増しで力が出せました」
近藤
「昨日の1000mが良かったので、今日の1500mは勝ちたかった。最初スピードに乗り切れなかったのを修正できなかった。正直負けるつもりはなかったのでとても悔しい。でも、チーム内で順位争いができたのは嬉しい。専大で表彰台を独占できて、みんなでがんばれたことがよかった」
土屋
「5000mと1500mの両方で優勝して、チームに良い結果が残せてよかった。今日のレースの感覚を忘れないようにしたい」
▽男子10000m
新海太智(経営2・佐久長聖高) タイム 16:12.09(22位)
岩下稜(経営2・小海高) タイム15:47.14 (19位)
小川翔也 タイム14:27.12 (4位)
●競技後のコメント
小川
「最後の個人種目ということで、いけるところまでとばしていこうと思い、がむしゃらにやった。必死にやって、レースの細かいことはよく覚えていないが、結果としてはいつものようなレースはできなかった。インカレはいつもと違う雰囲気があって、力みにつながったかもしれない」
3日目を終え、総合成績で他校に大きく差をつけている専大。3年ぶりの総合優勝はほぼ確実となったが、最終日の競技でも好成績を残し、気分良く大会を終えたいところだ。最終日は2000mリレーとチームパシュートの2競技が行われる。(飛田翼・文2 写真も)