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2014.04.26
アイスホッケー

関東大学アイスホッケー選手権大会 2点差をはね返せず敗戦

 4月26日、秩父宮杯第62回関東大学アイスホッケー選手権大会の法大戦がダイドードリンコアイスアリーナにて行われた。専大は第1ピリオドで喫した失点を取り返せず、0-2で敗れた。この結果、29日に大東文化大と7位決定戦を行うことになった。

 

 

 専大は準々決勝で中大に敗れたため、ここからは5~8位決定戦を戦うこととなる。その初戦の相手は昨年の関東大学アイスホッケーランキング5位の法大。専大は中大戦に続いて上位校との連戦となった。

 

 中大戦では、集中した守備で第1ピリオドを見事無失点に抑えた専大だったが、この日は立ち上がりにいきなり失点を喫してしまう。相手に与えたパワープレー中に起きた悲劇だった。

 

 絶対に与えたくない先取点を許してしまった専大。ここから反撃に出たいところだったが、前線から積極的に奪いにくる法大ディフェンスの前に、中々相手陣に攻め入ることができない。11分には78番・武田直道(法3・北海高)がドリブルで持ち込んでシュートを打つも、相手GKに防がれてしまった。

 

 すると、第1ピリオド終了間際に、相手のカウンターを受けて失点。0-2とされたところで第1ピリオドは終了となった。

 

 第1ピリオドは攻め込まれる時間帯が多かったが、第2ピリオド以降、専大は反撃に転じる。ドリブル、パスを駆使してチャンスを作り出し、何度も相手ゴールを脅かす。決定機も作ったが、あと一歩のところで得点には至らなかった。

 

 第3ピリオド残り2分にはGK・戸津寛太(法4・長野工高)を交代し、GKなしの6人攻撃を試みるが、それも実らず。序盤の失点が響き、0-2のまま試合終了。法大ゴールをこじ開けることはできなかった。

 

 

 7位決定戦の大東文化大戦は、29日の11時から行われる。今大会はあと1試合で幕を下ろす。最終戦は勝利で飾り、気持ち良く終わりたいところだ。

 

 

 

《試合詳細》

 

第1ピリオド(0-2) シュート数(7-15)

 02:18(法)得点→佐々木

 17:22(法)得点→横山

 

第2ピリオド(0-0) シュート数(8-10)

 

第3ピリオド(0-0) シュート数(8-13)

 

合計(0-2) シュート数(23-38)

 

 

 

以下はコメント

 

高橋裕一監督

「前回の法大戦と比べてシュート数も増え、選手全員が『勝つんだ!』という気持ちで試合に臨めたところが良かった。チームとしてはピリオドの前3分、後ろ3分で失点しないことを徹底しているが、第1ピリオドの序盤で失点したことが悪かった」

「きれいな得点はいらない。泥くさく、体を張って、よりしつこさを付けて得点し、流れを掴みたい。次戦、良い終わり方をしてオフを迎えたい」

 

 

 

(安江 祐輔・経済3)