News

最新ニュース


2026.11.02
野球

【野球部】「チーム工藤」最終戦は黒星 谷頭の一発も拓大に及ばず

〈令和8年度東都大学野球秋季リーグ戦=10月27日・等々力球場 専大6-8拓大〉


前節の駒大戦で優勝の可能性が消滅し、迎えた秋季リーグ最終戦。4年生にとって大学最後のリーグ戦となった。

リーグ戦初先発の川上笈一郎(経営2・大阪桐蔭高)が2回までに3点本塁打と適時打を浴び、5点を先行される苦しい展開となった。4回には1死満塁から山田太成(経済3・大阪桐蔭高)が適時打を放ち、続く島内洸征(文3・東福岡高)の押し出し四球で3点差に迫った。さらに7回には谷頭太斗(経済4・日本航空石川高)が左翼席へ本塁打を放ち、反撃を続けた。しかし、継投に入ってからも追加点を許し、計8失点を喫した。

3点を追う9回、2死から渡辺維介(文3・松本国際高)が安打で出塁。続く代打の工藤翔斗(経営4・大阪桐蔭高)が四球を選ぶなどして好機を広げ、山田の押し出し四球で1点を返した。しかし、後続が倒れ、6-8で試合終了。最終戦を勝利で飾ることはできず、「チーム工藤」は2026年シーズンを終えた。

        ▲4年生の集合写真

      ▲この試合2打点挙げた山田

      ▲押し出しの四球を選んだ島内

     ▲9回2死から渡辺が主将につないだ


〇最後の試合で左翼席へ描いた放物線

4点を追う7回二死、谷頭太斗(経済4・日本航空石川高)が内角の直球を捉えた。打球は左翼席へ飛び込む本塁打となった。「最後の試合だったから今までやってきたことを出し切るだけだった。強く振る事だけを意識していた」と、大学最後の一戦に臨んでいた。

しかし、チームは最後まで追い上げを見せたものの、6-8で敗戦。谷頭の一発も勝利には結びつかなかった。「優勝できなかったのは一番悔しいけど、最後まで後輩も含めて同級生たちと必死にプレーすることができた」と、悔しさをにじませながらも最後まで戦い抜いたチームへの思いを語った。

▲バットは以前使用していた木地色と黒のツートンカラーと重量、形状は変わらないが拓大カラーの「オレンジ」に変更。そのバットで大学通算4本塁打目を放った。

 

〇手術を乗り越えつかんだ初登板

7回からマウンドに上がった福盛大和(経営3・創成館高)が、大学リーグ戦初登板を果たした。

2年春、右肘のけがを受け、仁村薫投手・総合コーチと相談した上でトミー・ジョン手術を決断した。多田結祐(経済3・健大高崎高)ら同級生が早くからリーグ戦のマウンドに立つ中、「『みんなに追いつきたい』という焦りがありながらも『一歩ずつ地に足付けてやっていこう』という気持ちで取り組んでいた」と、リハビリ期間を振り返った。

仁村コーチからは「お前は後半でしっかり投げられるように準備していけ」と声をかけられ、投球フォームの改善やけがの再発防止に取り組んできた。

そして迎えた大学リーグ戦初のマウンド。1回を投げて被安打3、1失点と苦しい投球となり、「リーグ戦は甘いものではなかった」と振り返った。

来季は最上級生となる。「チームに必要な役割がそれぞれある中で、ベンチに入って自分の役割を全うできるような投手になりたい」と、今後の目標を語った。

     ▲チームの力になれるように腕を振る


文・写真=知地泰雅(文4)