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〈令和8年度東都大学野球秋季リーグ戦=10月6日 浦安市運動公園野球場 専大10-18帝平大〉
リーグ戦で初となる浦安での開催となった一戦は試合開始が1時間遅れたなかで始まった。初回に犠牲フライで1点を失ったものの、裏の攻撃で山本和輝(経済4・静岡高)が2試合連続の本塁打を放ち同点に追いついた。3点ビハインドで迎えた6回には森誠太(経営4・海星高)も同じく2試合連続となる一発で再び同点に追いついた。11点差を追う最終回には宮﨑元哉(経営4・明豊高)の適時三塁打などで3点を追加したが、敗戦を喫した。

▲被安打19と悔しい結果となった
〇最上級生2人の2戦連続弾
初回1点を追いかける状況で打席に立ったのは山本だった。インコースに入ってきた変化球を捌くと打球はライトスタンドへ飛び込む本塁打となった。「事前に相手投手のデータも頭に入っていて自分の状態としてもよかった。狙っていたというよりは素直にバットが出てくれた」と打席を振り返った。今春、入替戦以来の2度目の2戦連発を放った山本だが町田公二郎監督との練習が好調の要因と明かした。「フリーバッティングを行う際に監督が速くて強い球を投げてくれている。簡単に打つのではなく、難しいボールや速いボールに対して強くアジャストしていくのがこの練習を通してできている」と効果を実感し、試合で発揮した。

▲「長打の数も下級生の頃から増えている」と自身も感じている
また、山本と同じ4年生の森も2戦連発となる本塁打を放った。6回、インコースに入った直球を引っ張り打球はレフトポール際へと向かいスタンドイン。「前の回に自分が牽制アウトになって打線の流れを壊してしまい守備の流れも悪くしてしまった。この同点本塁打で取り返せたので良かった」。今まではスタメンでの出場機会が限られてしまっていたが、今秋の対拓大2回戦からはスタメンからの起用が増えている。「元々は左投手の代打を任されていたけど、チーム事情で自分を起用してもらうようになった。それでもやることは変わらないから自分のゾーンまで引き付けて打つということは意識している」と役割に徹している。


▲リーグ戦初本塁打を放った試合(対帝平大1回戦)には家族が観に来ていたという

▲本塁打を放ち、記念球を手にカメラに応える森。江上月飛(経営4・豊川高)の『撮りますか』の一声でカメラに収めた一枚
〇「情けない試合だった」悔しさ全開の正捕手
今季最多となる18失点を喫した今日の試合。8回まで投手陣をリードした加藤大悟(経営4・専大松戸高)が「情けない試合だった」と試合全体をこの一言で締めくくるほど悔しさを強くあらわにした。投手陣は多田結祐(経済3・健大高崎高)、青野琉果(経営3・専大松戸高)、川上笈一郎(経営2・大阪桐蔭高)、伊東賢生(経済4・千葉黎明高)、廣崎漣(経営3・浜松開誠館高)と計5人の継投。

▲先発の多田

▲無失点に抑えた青野

▲今季初登板の川上
試合に入るにあたってあらかじめ打線の傾向などを頭に入れていたが「球種問わずに初球から積極的に振ってくるのに対して怖さがあった」。試合中もその事を意識はしていたものの一歩引いてしまった事を反省点として挙げた。
試合後のミーティングでは首脳陣からは「リーグ戦の中ではこのような展開が無かったから展開のきっかけは何なのかを自分たちで考えなければならない」との言葉を受けた。加藤は「もう一回(バッテリーで)しっかり話し合って考えなければならないと思った」と反省を次回の試合に活かす。

▲これからも投手陣をリードする捕手としてマスクを被る
文・写真=知地泰雅(文4)

