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11月2日、日本体育大学世田谷キャンパスメインアリーナにて関東大学バレーボールリーグ戦、対順大が行われた。先週2試合怪我のために離脱していた高橋が今日の試合から復帰した。しかし、順大の高い壁を越えられず、セットカウント1-3で敗れた。
専大(25-22、27-29、25-27、20-25)順大
(スタメン)
#1 長友優磨(商4・都城工高)
#4 板宮築(経済4・川崎橘高)
#8 山本湧(商3・東亜学園高)
#12 藤中謙也(経営2・宇部商高)
#13 高橋拓也(経済2・東亜学園高)
#18 川波潤也(経営1・九州産高)
#22 吉澤玄裕(経営1・東亜学園高)
#23 池田陽輝(経済1・九州産高)
第1セット、序盤は、藤中のスパイク、板宮のブロックなどで幸先よく得点する。一方、順大も#22堤智久選手を中心に食らいつく。その後、川波の連続スパイクが決まると、板宮のクイックも決まり、終始リードのまま25-22でセットを先取する。
続く第2セットは序盤からシーソーゲームになる。藤中が懇親のスパイクを決めるものの、ミスで失点してしまい、波に乗り切れない。中盤に高橋のサービスエースやクイック、川波のスパイクなどで得点し、専大が1歩リードする。このままセットを連取したいところだったが、順大に粘りをみせられ、デュースのすえ27-29でセットを落としてしまう。
第3セット、勢いづいた順大に押され気味のスタートとなる。相手の高いブロックに阻まれ、スパイクがなかなか決まらず、流れが悪くなる。その中、山本のサービスエース、長友のスパイクが決まり出し、中盤に追いつき、両者譲らない展開になる。先にセットポイントを取ったのは順大。ここは高橋の打点の高いスパイクで点をもぎ取り、デュースにもち込む。24-25と二度目のピンチを藤中のスパイクによって回避し、再びデュースにするが、順大の堤選手のスパイク、川波のスパイクがアウトになり、25-27でセットを連取される。
もう後がない第4セット。しかし専大はなかなかエンジンがかからない。サーブアウトなどが目立つうえに、順大の力強いスパイクを次々に決められてしまう。中盤、高橋のクイックなどが決まるが、連続得点できない。順大の#3伏見大和選手にサービスエースを決められ、完全に流れを持っていかれてしまう。点差を詰めるどころかますます開いてしまい、最後は川波のスパイクがアウトになり20-25、セットカウント1-3で敗れた。
リーグ戦はあと1試合になった。明日の相手日体大は強敵だが、専大らしいバレーをして勝って終わりたいところだ。
(阿部 理志・文1)
長友主将
「優勝はできない順位なので今日は楽しくプレーしようと思った。チームの調子は良くはない。高橋や板宮が万全ではないコンディションだった。まだまだ上げて行けると思う。明日は悔いなく終わることだけを考える。全日本インカレに向けて全員バレーで頑張りたい」
山本選手
「第2セット奪われたところから流れが悪くなってしまった。接戦を落としたのは痛い。個人的には(サービスエースも決まったし)サーブのミートが良くなってきている。(今日の試合は)チームが万全ではない状態だが、チーム全員で戦おうと思って戦った。明日は今日のミスを修正して勝ちたい。最後なので勝つしかない」
高橋選手
「(怪我について)動ける程度にはなった。ただ、いつもより高さが足りず、相手のブロックを越えてスパイクが打てなかった。チームの状態は本当に悪い。競るところでとりきれないのが課題。リーグ戦は特にフルセットで負けることも多かったし、全カレだと最後をとりきれないとダメだと思う。明日の日体戦は絶対に競る戦いになるから、どうすれば打開できるかを考えたい」
藤中選手
「自分の調子は悪くはなかった。逆に、リーグの最初からこの調子を出せればよかったと思い、悔しい。(相手のブロックが高かったことについて)楽に打っても決まらないから、それを意識してスパイクを打った。明日は何かを得るような試合をしたい」