News

最新ニュース


2025.12.20
陸上競技

【陸上競技部】卒業特集! 名実備えたエースランナー 新井友裕①

 12月14日。川崎国際EKIDEN 2025で4年生がそろっての大学ラストレースを迎えた。選手・マネージャーの立場で数多くの舞台で戦い、チームの中心となっていたこの世代。笑顔で大学陸上生活に幕を閉じた専大戦士の声を最後にお届けする(取材は12月14日に行いました)。

▲2位でフィニッシュした新井


新井友裕(文4・浦和実業学園高)

── レースを振り返って

「今日は4年生の集大成というレースだったので、自分はしっかり楽しんで走るという目標がはっきりしていて、優勝はできなかったので少し後悔はしていますが、楽しんで走れたので良かったです」


── 襷を受け取る際にスタート地点にいなかったが

「やっぱりローカル駅伝ならではのミスをしてしまったので、そこはミスりましたね(笑)」

▲ハプニングもあったが、たすきを受け取った


── コースも間違えたと聞いたが

「そうですね(笑)。結構、自分も今まで何回か間違えているので、大事なレースではミスらないようにしたいです」


── 今日に向けてのアプローチとしては

「自分は特にそんな変わったことはしていないですけど、4年生や他の引退した選手と練習をしたりして、全員で高め合っていけるようなことはしました」


── 4年生と最後に駅伝を走ってみての心境は

「やっぱり楽しかったですし、この学年で箱根に行きたかったという思いはあるんですけど、最後にこうやって走れたので良かったです」


── OBの大田和一斗さん(令7・文卒)とも走れたが

「さすが大田和さん(笑)。本当にトップ市民ランナーでした。大田和さんの力は借りましたけど、こうやって実業団に入らなくても活躍している先輩もいるので、負けないようにやっていきたいなと思っています」


── 新井から見て4年生はどういう学年か

「内面はそんなにガツガツしているというタイプではないんですけど、その内に秘めた思いは強い学年だと思っています」


── 4年間を振り返って

「昨年、(箱根)予選会をしっかりと突破できた時、かなり自分たちの代も予選会・本選に出走しました。自分たちの代はあまり(タイム的には)速くはなかったですけど、チームに貢献できた時期もあったので、そういった意味では良かった学年かなと思います」


── 期待の後輩は

「期待の選手は丹(=丹柊太郎、人間科学3・松山商業高)を上げたいなと思っています。その理由としては、少し自分と似ているなと思っていて(持ちタイムが)あまり速くなくて入ってきた中でも、目標を明確に持って、一歩一歩段階を積み重ねていっているところがすごく似ている。あとチームの中でも陸上への取り組みとか、思いが強い選手で素直に応援したいなというのは思います」


── 後輩たちへのメッセージは

「今年は箱根には出られなかったですけど、来年とかは強い代がいる。次の4年生はしっかりと自分たちがここで掴み取るという気持ちを持ってもらって、その下の学年は次の4年生に頼るんじゃなくて、自分たちの代で、しっかり掴み取るということをやれば、どんどん上を目指していけると思う。今の1、2年生は、自分たちがしっかり主力として戦うという意識を持ってほしいなと思います」


── 専大ファンへのメッセージ

「試合の現地であったり、他にもSNSであったり、いろんなところで応援していただけたのは、すごく自分の中で力になったので、やはり伝統校という中ではそういった多大な応援がある。そういった面が力になったので、これからも専大の後輩たちと自分も競技を続けていくので、応援していただけたら良いなと思います」

── 競技生活への意気込み

「大学では、少し不完全燃焼になってしまったので、しっかり実業団で晴らしていきたいと思いますし、大学ではまだまだ自分としてもやるべきことができていなかったので、実業団で一つ一つ積み重ねていくことで上の舞台で戦えると思う。そこは自信があるので、これからも応援をよろしくお願いします。期待して見ていただければなと思います!」


取材・写真=竹田一爽(文4)