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2025.07.12
剣道

【剣道部】恒例の剣道教室開催 剣道の楽しさを存分に味わう

〈第20回 専修大学地域貢献活動 ONE DAY TEAMMATE 2025 剣道教室=7月12日〉

 20回目を迎えた専大のスポーツ教室・ONE DAY TEAMMATE。生田キャンパス第2体育館剣道場で剣道教室が開催され、小学生20名以上が参加した。基本的な礼儀作法から学び、最後は大学生と対戦するなど、参加した子供たちにとって充実した教室となった。

▲参加者に賞状を手渡す主将の林

 最初に礼儀作法を学ぶと、素振りなどの基本的な動作から教室が始まった。面や小手といった技を部員が実際に披露し、主将の林壮人(文4・福岡第一高)がポイントを丁寧に解説した。一通りの動作の確認が終わると、小学生と部員が対戦。林が「自分が『ここを意識してください』と言ったらちゃんとできていて、さらにプラスアルファもしていた」と話すように、教わったポイントを押さえながら剣道の楽しさを味わった。

▲道具の装着を手伝う部員

▲子供たちと部員で素振りを行った

 教室の終盤には風船を用いた練習が行われ、参加者たちは大盛り上がりだった。子供たちと対戦した西原和哉(文4・福岡舞鶴高)は「風船の練習は普段やらないので、非常に楽しかった」と笑顔で話した。教室開催は毎年恒例で「例年と違ってだんだん強くなってきたので、子供の成長を見られて良かった」と子供たちを称えた。

▲「新しい体験で自分たちも得られるものがあった」と話す西原

▲風船を割る様子

 練習を終えると、林から参加者全員に賞状が手渡されて教室は終了した。進行を務めた林は「小学生とかに初心に帰って教えることは自分たちの息抜きにもなるし、改めて考えさせられることが多かったので、良い勉強になった」と振り返った。

 剣道部は今後、関東学生剣道優勝大会と全日本学生剣道優勝大会が控えている。主将は「全日本は去年がベスト8だったので、その壁を越えられるようにチーム一丸となって頑張りたい」と力強く意気込んだ。


文・写真=竹田一爽(文4)