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2025.05.14
バレー

【バレー部】セット終盤 相手の攻撃に対応しきれず敗戦

〈2025年度春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦=5月11日 キッコーマンアリーナ 専大0-3国士舘大〉


 昨日フルセットの末学芸大に惜敗した専大は国士舘大と対戦。第1セットでは中盤までシーソーゲームが続いた。中盤からは千葉貫世(経済4・東北高)のブロックで勢い付くと連続得点を重ねた。しかし、試合中盤では相手の攻撃に押され連続得点を許し逆転される。デュースに持ち込んだものの相手の攻撃に対応しきれずセットを落とす。続く第2セットでは序盤に相手のサービスエースなど、強気なサーブや攻撃に押され連続得点を取られ点差を離される。流れが欲しい専大は中盤塚田国光(法3・船橋二和高)と途中交代の生田宗原(経済3・昇陽高)が4連続得点を取る。だが、国士舘大の背中を追うも追いつけず第2セットも落としてしまう。後がない第3セットでは互いに連続得点を取り合うも相手の方が上回りリードを許す展開となった。試合中盤では千葉がブロックで粘り連続得点を得るも相手が20点台に入ると連続得点でそのままセットを落としストレートでの敗戦となった。

▲生田のスパイクはチームに勢いを持たせた



第1セットスターティングメンバー


OH:#23マサジェディ、#27岡本


MB:#2千葉、#10稲垣


OP:#13塚田


S:#20森田


L:#7水野


 第1セットはマサジェディ翔蓮(文1・福岡大大濠高)を中心に、相手とシーソーゲームの展開を続けた。中盤では千葉のブロックから勢い付き、連続得点を取り相手との点差を広げる。しかし、相手のブロックに連続で掛かるとサービスエースも許し流れを渡してしまう。水野永登(商4・岡谷工高)がチームの雰囲気を崩さないよう鼓舞するも相手の攻撃に耐えきれず。デュースの末逆転でこのセットを落とす。


 切り替えたい第2セットでは相手の強気な攻撃に押される展開となった。特に序盤からサーブレシーブを崩されることが多く、中々攻撃を仕掛けることができずにいた。セット中盤ラリーを取り切ると、稲垣のブロックと生田の攻撃で連続得点を取る。しかし、その後は相手のブロックを利用した攻撃に押され、サーブで強気に攻めるも詰め切ることができず、第2セットも落としてしまう。

▲レシーブをする水野

▲スパイクを打つ稲垣


 後がない第3セットでは、相手のクイックに苦しんだ。第3セットでもサーブで崩される展開になり、万全な体制で相手コートに返せず速攻を決められることが多かった。中盤には千葉が連続でタッチを取り粘り得点する場面もあったが、流れを変えることはできなかった。終盤では稲垣陽斗(経営3・海星高)に変わり新居良太(経済3・開智高)が入るも、相手に押し切られる形でストレートで敗戦となった。

▲スパイクを打つマサジェディ


 途中出場の生田は今試合を「雰囲気が良くなく、自分たちの自滅で終わった感じがした」と流れを掴めなかった要因を話した。攻撃については「あまり自分たちの攻撃が通ってないなかで、思いっきり(スパイクを)打った」と振り返った。次戦に向けては「自分たちのミスで終わらないようにしたい」と意気込んだ。


文=山中美琴(文3)

写真=髙野葵葉(文4)