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2012.10.28
剣道

第60回全日本学生剣道優勝大会 ベスト16目前で駒大に敗れる

 10月28日、第60回全日本学生剣道優勝大会が大阪府立体育会館で行われた。9月の第61回関東学生剣道優勝大会でベスト16入りを果たした専大も出場したが、健闘むなしく2回戦で敗退した。

 

 1回戦の相手は鹿児島県の志學館大。九州大会をベスト8で突破してきた強豪だが、次鋒の吉田育弘(法3・水戸葵陵高)と五将の川井康弘(商3・西大寺高)が立て続けに二本勝ちを収める。さらに三将の石塚弘樹(商4・小山高)も競り勝ち、3-1で志學館大に勝利した。

 

 続く2回戦は駒大と対戦。しかし、1回戦で東北大会優勝の山形大を下した駒大の勢いは弱まっていなかった。次鋒の吉田はなんとか勝利をものにしたが、五将と中堅は連続で一本負けを喫してしまう。そして、そのまま1-2で迎えた副将戦。負けたら敗退が決まってしまう状況で、主将の鈴木貴大(経済4・九州学院高)が意地を見せる。負けられないプレッシャーをはねのけ、見事メンの一本勝ち。大将戦へと望みをつないだ。大将の山本貴之(経営4・福岡舞鶴高)は互いに一歩も譲らず引き分け、2-2のまま決着は代表者戦へと持ち越された。代表者戦は大将戦と同じ顔合わせとなり、一進一退の攻防の末にドウを決められ、専大は2回戦敗退となった。

 

 今大会は3、4年生中心で戦い、残念な結果となってしまった。しかし、来月に予定されている第58回関東学生剣道新人戦大会からは1、2年生が中心となる。一番近くで先輩たちから多くのことを学んだ彼らが、今後どのような戦いを見せるかに期待がかかる。

 

 

(安江 祐輔・経済1)