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〈Jリーグクラブ加入内定選手記者会見 12月3日=専修大学生田キャンパス〉
12月3日に開催されたJリーグクラブ加入内定選手記者会見の内容を厳選し、一問一答形式で振り返ります。今回は松本山雅FCへの加入が内定している松村厳 (法4・松商学園高)の声をお届けします。
▲会見に出席した松村
○松本山雅FCに加入を決めた理由・決め手を教えてください
松村厳
「ユースとして(高校)3年間、お世話になった松本山雅というクラブに戻るために大学へ進学したので、(加入の)お話をいただいた時にすぐに決めさせていただきました。地域も温かいですし、自分自身がプロサッカー選手というものを身近に感じることができたのは松本山雅のおかげだと思っているので、松本山雅に貢献したい、チームの力になりたいと思い、決めさせていただきました」
○加入するチームとのエピソードがあれば教えてください
「中学の頃に松本山雅のジュニアユースと対戦をしたりとか、リーグで対戦したりとかもあって、松本山雅のユースに入らせていただきました。高校2年の冬、(トップチームの)キャンプに行かせてもらったものの、その時は力不足でした。その時一緒にいた同期2人(=神田渉馬選手、稲福卓選手)がトップに昇格して、自分は大学に進学して2人を追い抜いてやろうと思ってやってきたので、そういう経緯もあって戻れて嬉しく思います」
○4年間で変わったこと(成長したこと)、良い意味で変わらなかったことを教えてください
「4年間で1番成長できたことは、身体的な面や技術的な面もそうですけど、やっぱりタフさだったり、精神的な強さがすごく自分自身成長したのかなと感じています。良い意味で変わらなかったこととしては、大学のカテゴリーであったり、松本山雅のカテゴリーが変わったとしても、松本山雅に戻りたいという想いは常に持ち続けて、そこだけは変わらなかったのかなと思います」
○大学では今年2部リーグ昇格へ取り組んだ中で、良かった事・良くなかった事を教えてください
「昇格を目指した中で良かった点は、本当に全員が昇格を目指し続けて、最後まで戦い続けたことは、チームとして良かった点だったのではないかと思います。逆に良くなかった点では、上位対決であったり、最後のプレーオフもそうですし、本当に最後の局面だったり、勝負所で勝ち切れない、点を取り切れない、守り切れない。練習からやり続けてはいたものの、そういう細かいところの突き詰めが足りなかったんじゃないかなと思います」
▲最終学年は主将として専大を束ねた
○目標としている選手を教えてください
「僕が目標としている選手は、日本代表の遠藤航選手(リヴァプールFC)です。プレースタイルや体格が似ているというところからも参考にさせていただいていますし、長い間どんなチームに行ってもチームに必要とされ続けているところを本当に尊敬しています。僕もそういうレベルの選手になりたいと考えています」
○後輩に向けてのメッセージをお願いします
「後輩たちは能力も高いですし、上のリーグでやれる選手も多いと思うんですけど、自分が良ければ良いと考えている選手も多くいるように感じています。やっぱり1人1人がもっとチームに対してどうしたらいいかという発信する部分ではまだまだだと思うので、自分自身もそうですけど、そういう面でもっと成長していかないといけないんじゃないかなと思います」
文=竹田一爽(文3)写真=河上明来海(文4)、竹田