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<2023年度秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦8節 対慶應大=10月14日 日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館 専大3-1慶應大>
秋季リーグ開幕以来、負けが続いていた専大はようやく勝利を手にすることができた。日本代表としてパリ五輪予選ワールドカップバレー2023に出場していた甲斐優斗(経営2・日南振徳)が戻ってきて初めての試合となったが、開始早々得点し、チームに勢いをもたらした。第2セットでは相手に流れを奪われ、デュースの末、24‐26でこのセットを落としてしまう。その後、甲斐孝太郎(文4・日南振徳)や、堀内大志(文2・日南振徳)らのサービスエースやブロックポイントによって、勢いに乗った専大はそのまま3‐1で白星を挙げた。
▲この日のチームの雰囲気は好調であった
第1セットスターティングメンバー
OH:#15甲斐、#19堀内
MB:#2バーナード, #25新居
OP:#1甲斐
S:#13井出
L:#21水野
第1セットは甲斐優斗の先制点から始まった。甲斐優斗のサービスエースや、水野永登(商2・岡谷工)のレシーブが冴えるも、互いに引けを取らず、2点差で20点台に乗った。終盤から甲斐孝太郎のサービスエースなどで、流れを引き寄せた専大は、25‐21で第1セットを手にした。
▲大活躍した甲斐
続く第2セットでは序盤、甲斐優斗のトスで甲斐孝太郎が点を決める場面もあり、リードする展開となったが、タイムアウト後、慶応大がブロックなどで勢いを盛り返し、再び一進一退の展開に。デュースにまでもつれたこのセットは24‐26で相手が手にした。
第3、4セットは終始流れが専大にあった。相手のブロックが光る場面もあったが、新居良太(経済1・開智)のブロックポイントや、甲斐孝太郎のサービスエース、甲斐優斗のバックアタックなどで点差を広げ、堀内の2連続ポイントで試合を締めくくった。
この試合について堀内は「優斗が帰ってきてチームの雰囲気も良かった。連続失点がなかったのは良かったが、負けているときにいいプレーができなかったのが課題。」と冷静に振り返った。
また、日本代表から戻ってきた甲斐は、「勝ててよかった。自分のサーブでチームに勢いを持ってこられたのは嬉しい。これからも勝ちにこだわっていきたい。」と笑顔で語った。
文=小野茉凜(文1)
写真=櫻井美虹(人間科学1)