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2023.09.19
柔道

【柔道部】悔しさインカレへ、若き獅子達の試合にかけた想い

<2023年度JOCジュニアオリンピックカップ全日本ジュニア柔道体重別選手権大会=9月10日 埼玉県立武道館>


9月10日、埼玉県立武道館で行われたJOCジュニアオリンピックカップ全日本ジュニア柔道体重別選手権大会に、専大からは志村洸太(商3・つくば秀英)と鎌倉啓太郎(経営1・習志野)が出場。

66キロ級で出場した志村は、初戦で大松崎彪貴選手(清和大学)と対戦。試合開始3分で一本を勝ちとり、白星となる。続く2回戦の山口愛斗選手(鹿屋体育大学)との対戦では、相手の勢いに押され、反則負けとなった。

▲うなだれる志村

志村は今回の試合を振り返り「1回戦目は相手も相当強かったですが、時間が進むにつれて自分のやりたい展開に持ち込むことができた。しかし、2回戦目はあまりリズムをつかめず、それが反則に繋がった」と語った。また今後について「来月にもインカレがあるので、そこで今回自分がどのようにやられたのかを今一度見直して勝てるように練習をつめこんでいきたい」と抱負を述べた。

そして今大会シードで81キロ級に出場した鎌倉。1回戦から勝ち進んだ甲地来希選手(田村高校)に対し、容赦なく攻撃を仕掛けた開始早々21秒で1本を取り、準々決勝へ駒を進めた。対戦相手は、坪根武志選手(桐蔭学園高校)。ここでは互いに有効を繰り返し、延長戦にまでもつれ込む。他試合場が終了している中、会場の目線はこの2人に釘付けであった。最終的に5分32秒で坪根選手に1本を決められ、黒星となった。

鎌倉はインタビュー時に終始「申し訳ない」「自分の練習不足である」といった発言を繰り返した。これからの動きとして「今日のことを反省し、練習自体を抜本的に見直して次回へ臨みたい」と強い想いを話した。

▲1本取られる鎌倉

文・写真=佐藤亮平(経済3)