News

最新ニュース


2023.09.04
相撲

【相撲部】スフバット全国2位 リーグ戦にはずみ

<第48回全国学生相撲個人体重別選手権大会=9月3日 靖国神社相撲場>


 専大からは先日行われた東日本学生相撲個人体重別選手権大会を勝ち抜いた4名が出場。同大会で優勝したアリユンエルデネ・スフバット(商3・鳥取城北)は全国準優勝を果たした。


▲表彰式の様子


 1年生ながら75kg未満級の東日本王者として挑んだ新阜琳太郎(商1・鳥取城北)は初戦を突破。2回戦は上級生を相手に土俵際で粘り強い相撲を見せるも、寄り倒されて黒星に終わった。新阜は「非常に悔しい。優勝できると思っていたが、簡単に負けてしまい情けない。全く通用しなかったので来年につながる大会になったら良いと思う」と取組みを振り返った。今後の目標としては「世界の新阜」を掲げ、「日本一を目指す」と強気に語った。


▲リーグ戦でもルーキーに期待がかかる


 優勝を狙うスフバットは135kg未満級に出場。「7月の大会より気持ち的に安心できた」という初戦をはたき込みで勝利すると、続く2回戦も順調に勝ち進む。準決勝では東洋大の亀井颯人参段と対戦し、勢いのある立ち上がりとなる。スフバットは左手で相手のまわしをつかみ、下手を取る形になると、土俵際で押し倒して難なく決勝進出を決めた。


▲準決勝、土俵際で押し倒すスフバット


 そして迎えた決勝の相手は、昨年の全国学生相撲選手権で3位に輝いた実績を持つ日大の花岡真生参段。学生屈指の実力者を相手に立合いから圧倒されると、寄り倒されてしまい、全国2位で大会を終えた。決勝の取組みについて「行けると思ったが、相手の形になってしまった。今大会は膝の調子が悪く、入念にウォームアップをした」と話し「リーグ戦とインカレがあるので負けないようにしたい」と今後を見据えた。”らしさ”溢れる力強さを見せて9月23、24日に行われる東日本学生相撲リーグ戦に向けてはずみがつく結果となった。


▲厳しいコンディションの中でも自分の相撲を貫いた



〈その他の試合結果〉

栩内陽向(商2・弘前実業)75kg未満級 2回戦敗退

小林海偉(法3・日体大柏)100kg未満級 初戦敗退


文・写真=竹田一爽(文2)